本格的な陣痛が始まったのは、2009年7月5日の夜。
「最初の頃の陣痛は『これかなぁ?』みたいな感じでわからないもんだ」と聞いていたけど、本当に「これかなぁ?」って、しばらく思っていました。けど、やっぱり、陣痛の痛みとおなかの張りは、全然これまでと違っています。結構、痛い。(当たり前か)
ついでに「おしるし(show:軽い出血)もありました。(7月6日 夜中12時半)
それでも5日の夜から6日の未明くらいまでは、できれば7日に産まれてきて欲しいなぁとか、陣痛の痛みの合間にネットしたりと余裕をかましていたのですが、6日朝には7日になるまでの残り10数時間耐えれないかも、と思い出しました。早く産まれてきてくれれば陣痛の痛みから早く逃れられるけど7月6日生まれになってしまい、誕生日を7月7日にするのであれば後何時間も陣痛に耐えなければならない...。
実はパートナー(ムスメパパ)の誕生日は9月9日。彼の最初の子供の誕生日が2月2日。だから、生まれる日をおなかの赤ちゃんにお願いしたらちゃんと聞いてくれるらしいと聞いて、彼にいつがいいと聞いたら、今度生まれてくる子もぞろ目だといいなぁと彼。それを聞いて、私はとってもしっくりきました。7が2つでラッキーな感じだし、七夕っていうのも素敵! そのためには、がんばらなきゃ。。。
6日の朝3時か4時くらいには、陣痛はかなり痛くなってきたのを見かねて、パートナーが出産プールを用意してくれました。出産プールのお湯の温度はお風呂の温度からするとぬるめの37度くらいにしないといけません。(37度より熱くするとおなかの赤ちゃんにとって熱すぎるからです。)熱いお風呂が好きな私にはちょっと(かなり)物足りない温度ですが、陣痛で痛いときにお湯につかるとリラックスして随分楽になりました。
朝の7時まで我慢してから、イギリスで一番仲のよい友達で出産に立ち会ってくれる付添人に電話しました。彼女はいろいろと用意して2時間後に彼女の3人の娘たちとやってきました。子供たちは学校をお休み。学校で勉強するよりもすごいものを経験して学べるから、と以前より出産に立ち会わせて欲しいと言われていたからです。子供たちの年齢は当時、11歳、9歳、7歳。出産にたちあうのは始めてではないようで、私の出産に立ち会うのも楽しみにしてくれていました。
彼女がきてからというもの、パートナーは子供たちの相手と食事の用意などと出産プールの温度管理などをしてくれ、3度の出産経験がある付添人の友達が常に私と一緒にいてくれました。陣痛が始まると腰をマッサージしてくれたり、手をにぎって励ましてくれたり、あらゆることをやってくれました。陣痛の合間には出産に関してや、母になるということから、彼女の人生に関して、私の旅の話しなどいろんなことをおしゃべりしました。
朝の時点ですでに陣痛の間隔は10分置きくらいだったのですが、付添人の友達がきてくれたしもう少し間隔が短くなるまで待つことにしました。一応昼くらいに電話してそのことを伝えると、すぐにでも生まれる感じではないので、1分くらいの陣痛が10分に3回くらいになれば連絡することになりました。それくらいにならなくても、夕方にミッドワイフがくることも決まりました。
付添人の友達が、うちにきて最初に言った言葉を今でも覚えています。「Giving birth is like a trip. Enjoy your trip.(出産はタビのようなものよ。あなたの旅路、楽しんで)」
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