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2011/10/18

魔の2歳児の行動とその理由

ここ十年くらい、赤ちゃんの行動や心理を研究する発達心理学が(赤ちゃんを観察して、客観的にみることができるビデオや、コンピューターの普及で)とっても進んでいるのだそうです。ムスメが半年くらいのときに、平和教育の研究をしているイギリス人の友人に、もらった本『The Philosophical Baby』と同じ作者の『0歳児の「脳力」はここまで伸びる』は、その発達心理学の立場から乳幼児の行動などを説明していて、育児をする上で(相手を知るという意味で)とってもためになります。

これまで赤ちゃんは「何も知らない」と思われていた事実が、実際にいろいろな実験を行うと、実にいろいろなことを知っているとわかってきているそうです。発達心理学の研究者たちは、たくさんのコドモにいろいろな実験をして、コドモの反応をみてコドモがどう捉えているのか、何がわかっていてわかっていないのか、またそれがどういうことなのか理解していきます。(どういう実験で、なぜそういう事実がわかるのかなどの詳しいことは、本を読んでみてくださいね)

もらってすぐに読んだのですが、最近また少し読み直してみました。そこに、1歳児から2歳にかけて、幼児が他人の心をどういう風に理解していくのか書いてありました。

人というのは、高度に発達した社会的生き物で、赤ちゃんですら、他人に対してどのように対処するのか学ぼうとし、理解しようとするのだそうです。

1歳のコドモは、人に感情があるということをハッキリと理解していて、母親の反応に従って、(母親が笑っている場合はさわってもだいじょうぶ、母親が怖い顔をしているモノはさわらない、など)自分の行動などを決めているそうです。そして、1歳のコドモは、人の感情は自分と同じように作用していると思っているのだそうです。つまり、「自分が好きなモノは、他の人も好き。自分が嫌いなものは、他の人も嫌い。」と、信じているということです。だから、1歳くらいのコドモは、自分が嫌いなものを食べさせられると、なぜそんな仕打ちを受けるのか理解できないのだそうです。それが2歳になると、人には欲求がある、そしてその欲求は人によって異なる、ということを知っているのだそうです。

どういう実験を行うのかというと、14ヶ月のコドモたちと、18ヶ月のコドモたちで行った実験です。まず、コドモが好きなお菓子と、コドモが嫌いなお野菜を用意して、コドモの前でお野菜をおいしそうに食べて、お菓子を不味そうに食べました。それから、コドモたちに「ちょうだい」と言います。14ヶ月のコドモたちは、みな自分が好きなお菓子を渡してくれました。18ヶ月のコドモたちは、(この人、お野菜欲しがるなんて変な人)というような顔をしながらも、お野菜を渡してくれるのだそうです。この実験が何を表すのかというと、14ヶ月のコドモたちは、自分と他人は同じように感じる、と考えているのに対して、18ヶ月のコドモたちは、自分と他人が感じることは違う、ということを理解しているということになるのだそうです。

18ヶ月(1歳半)くらいのコドモは、「自分と他人が違う」とわかっているだけですが、それが2歳児になると、「自分と他人が違う」ということが、どういうところで、どんな風に違うのか、もっと知りたくなるのだそうです。それで、親が「こうしなさい」ということをしないと親はどういう行動をとるのか、「それはしないで」ということをしてしまうと何が起こるのか、とにかく試してみるのです。つまり、親を困らせるような魔の2歳児の行動は、一番身近にいる親の考え方や行動をより深く理解するための試みのようなものだということです。だからといって、2歳児は自分がとった行動で相手がどういう反応を示すか予測している訳ではないので、自分がとった行動で親から怒られると(その結果を知って納得するのではなく)やっぱり怒られると泣くのだそうです。(そこは、2歳児ですよね)

つまり、魔の2歳児が手に負えない行動をとるのは、これから他の人と共存して行きていく社会に適応するために、身近にいる親で人の反応を学んでいる過程な訳で、決してイタズラしている訳でも、親を困らせようとしている訳でもないということです。すっかり社会性を身につけたオトナの頭では理解できないことを2歳児がやったとしても、危険なことであればハッキリと態度で示し、そうでなければ少しおおらかな気持ちで接してあげると、親もイライラせずにいれるのかなと思います。

2歳児が理解をしているのは、他人が自分と違う感情を持っているということだけではありません。他の人が困っていると、相手を思いやる気持ちも持っています。例えば、母親が(仕事で嫌なことがあったとか、だんなさんとケンカしたとかで)泣いているとします。すると、ある2歳児は母親のところにバンドエイドをもってきて母親に貼ったのだそうです。こういう他人に対しての思いやりというのは、ものすごく複雑に人の心や行動を理解していないとできないのだそうです。人に対しての思いやりというのは、(さっきの例でいうと)その時に自分が痛くなくても、相手が痛いと感じているとわかり、そしてどうすればその相手が元気になるのかを知っていないとできない行動、ということになるのだそうです。

何も考えてなさそうで天真爛漫な2歳児も、実は日々いろいろな発見と理解と努力をしているのですね。より深く人の心を理解して、優しく思いやりに満ちた人になれるように、がんばれ魔の2歳児!!



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2011/10/10

こどもの病気と看病のしかた

幼児安全法 #2

2日目の学科は、こどもに起きやすい発熱や嘔吐、下痢などのときにどういう手当をした方がよいか、どういう時はすぐに病院に連れて行った方がいいかなどを学びました。

こどもは大人と比べて「病気にかかりやすいけれど、強い生命力があるので回復も早い反面、病気の進行も早く症状がひどくなることもある」という性質があります。突然、症状が急変したりするので、親としてできる一番のことは、とにかくいつもと違うところがないか、観察し、気づいてあげること。特に小さな子どもは、どういう風に具合が悪いのかなど伝えることができません。愚図る、ぼぉーっとしている、寝る、寝ないなど、いつもと違うのは、病気のサインかもしれないので、気づいてあげることが大事だということです。

手当の方法などに関しては、下記の項目を学びました。
・発熱
・嘔吐
・下痢
・咳
・けいれん
・痛み(頭・腹)
・便秘

そのうち、発熱の場合の手当と、病院に行った方がいい場合を書きます。

<発熱>
発熱は、感染や炎症やケガをしたときなどの防御反応です。感染を起こすウイルスや細菌などが増えるのを防ぐ効果があるので、こどもの機嫌がよく、全身の状態がよいなら、無理に熱をさげる必要はありません。また熱の高さで病気の重さは決めれません。

発熱があるときは、こどもの顔色や機嫌をよく観察します。顔色が赤く、手足も温かく、呼吸も楽で、意識がはっきりしているときは、そんなにあわてず夜であっても朝まで様子をみてよい場合が多いそうです。(生後3ヶ月未満の赤ちゃんの場合は、すぐに病院に連れて行った方がいいみたいです。)

また、大人より体内の水分の割合が多いので、発熱や下痢など水分が少なくなるような場合は、脱水症状になりやすいということなので、脱水症状にならないように気をつけてあげます。

◇ 手当 ◇
・ 熱をさげることに神経質にならず、こどもが気持ちよく過ごせるように配慮します。
・ 嫌がらず気持ち良さそうであれば、氷枕などで冷やします。
・ 静かに寝かせ、厚着をさせないで汗をかいたらよくふき、着替えさせます。
・ 寒がれば温めます。
・ 部屋が乾燥しないように注意します。
・ 水分を十分に与えます(さっぱりとした食べやすい食事や飲み物)

◆ 病院に行った方がよい場合 ◆
発熱以外に以下のような症状があるときは、急いで病院などに連れて行きます。
・ 顔色が悪い。
・ 呼吸が早く、苦しそう。
・ 小鼻がぴくぴくしている。
・ 繰り返し吐く。
・ たびたびけいれんを起こす。
・ 脱水の症状がある。
・ 意識がはっきりせず、ぼーっとしている など

(赤十字『幼児安全法講習教本』より 抜粋)

前回の「心肺蘇生法」などは、できることならやらずにいたいものですが、今回の手当の仕方などは本当に日常で使える知識です。こどもが病気になった(特に夜間や週末)とき、すぐに病院に連れて行った方がよいかどうか迷いますよね。そういうときに、慌てず状況を判断できる知識と家でできるケアの要点は、知っていればとても安心できます。

病気になったら、家で親ができることはこどもの状況を把握してあげること。病気のときでもこどもが安心できる環境を提供してあげること。そのためには、親が冷静に落ち着いていないと、こどもも不安がるし、親もちゃんとした判断ができないと思います。今回の講習は、そういうときに思い出して、ちょっと深呼吸してゆとりを持てるような手助けになると思いました。下痢や嘔吐の場合の手当に関してなど詳しく知りたい場合は、赤十字の講習いってみてくださいね。料金も低価格だし、時間さえあればおすすめです。


実技の方は、骨折やケガをしたときの止血の仕方や固定の仕方を学びました。これも知っていて損はありません。

幼児安全法 #1 幼児の心肺蘇生法の方法

日本赤十字社 こどもを大切に育てるために、乳・幼児期に起こりやすい事故の予防とその手当、かかりやすい病気と発熱・けいれんなどの症状に対する手当などの知識と技術を習得できる 幼児安全法


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2011/10/05

幼児の心肺蘇生法の方法

幼児安全法 #1

日本赤十字社が行っている「乳・幼児期に起こりやすい事故の予防とその手当、かかりやすい病気と発熱・けいれんなどの症状に対する手当などの知識と技術を習得」できる『幼児安全法』という講習会の1回目を先週受けてきました。

講習時間は12時間。3日間にわけて行われます。

1日目の内容は

・赤十字幼児安全法について
・こどもについて(こどものからだの成長と精神機能の発達について)
・乳児、幼児の心肺蘇生法の方法(学科、実施)
・気道内異物除去の方法
・AEDの使い方


このコたちは、心肺蘇生法の実施を習うとき、人工呼吸や心臓マッサージをするための人形。ちゃんと気道があって、胸を押すと空気が出たり入ったりします。オレンジの拭くがジャミーちゃん、赤ちゃんはアンちゃん。

人工呼吸のときは、プラスチックの小さな部品が真ん中についているビニールのシートを口にあててやります。(そのシートは、こちらから空気は送れるけど、相手からの細菌などがこちらにこないようになっています。)

心肺蘇生法を行う時は、人工呼吸の方が大切だと思っていたのですが、胸骨圧迫(心臓マッサージ)の方が重要で、人工呼吸2回に対し、胸骨圧迫は30回します。胸骨圧迫することで、体内に残っている酸素を(心臓の代わりに血液を通して)脳に送るのだそうです。だから、呼吸が止まってしまっているときは、救急車を呼んで救急隊員がくるまでこの心肺蘇生法を行わなければなりません。

呼吸が止まって2分以内に蘇生を始めた場合、生存率は90%ですが、5分経つと25%になってしまいます。日本ではだいたい119番通報してから救急車が到着するまで、平均7分かかるそうです。呼吸がとまっている場合、救急車を待っていたら、助からない可能性が高くなることになります。

できることなら、ムスメには事故などにあって欲しくありません。でも、もし万が一事故などにあったとき、救急隊員がつくまでや病院につくまでに、自分にできることがある方が、ないよりもいいのかなぁ、と思います。

AEDの使い方も教えてもらいましたが、基本的にAEDは電源をつけさえすれば、その後はAED本体が説明をするので、それに従えばだいじょうぶそうです。AEDを取り出すと、ブザーが鳴るそうですが、それは周りにAEDを使うような状況になっていることを知らせるためと、盗難防止のため。もうひとつAEDを取り出す時に忘れて行けないのは、AEDと一緒に付属品などがはいった袋。(その中に人工呼吸のときに使うビニールシートなどがはいっています。)

気道異物除去(喉などに何かひっかかった場合)は、子供の足をもって上下に降るのかと思っていましたが、太ももにおなかをのせて、頭を低くして、背中をグーや手のひらで叩きます。結構叩かないといけないそうです。こういう知識って、使わないでいることが一番ではあるけど、知っていて損じゃないと思います。

この赤十字社の講習は12時間で、講習料金は教材費の1500円のみです。全国各地の日本赤十字社の支社で講習が行われていると思いますので、お時間あれば受けてみておくのはいいなと思います。


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2011/07/16

誕生日プレゼントと断乳

お誕生日は、当日から2日後のお誕生日パーティとその翌日までスペシャルな数日でした。

いろいろな人からもらったお誕生日プレゼントは全てまとめておいて、パーティの翌日に最後のおっぱいを飲んでから開けようと思っていました。

最後のおっぱいは飲みながら寝てしまったので、ムスメは「最後」という認識があまりなかったと思います。寝ている間にプレゼントをセット。(ムスメはこのプレゼントの横ですやすや寝ています。)


まず、4月のはじめ(ムスメ:1歳9ヶ月)に、夜の断乳をしました。(詳しくはこちら)夜の断乳といっても寝かしつけはおっぱいを飲み、朝起きたら一番に飲みます。夜の断乳した後も、外泊した際にまたあげてしまっても、元の(夜中数時間置きに飲むような)サイクルに戻ることなく、思ったよりすんなり、そしてフレキシブルにできたと思います。夜の断乳をしてよかったことの一番は、なんといっても夜通し寝てくれるようになったことです。

昼は欲しがるまであげようと思っていたのですが、暇になるとおっぱい飲む、というような甘え飲みが増えて、「マミー=おっぱい」がひどくて(特に2人きりだと)一緒に遊ぶのに支障をきたすので、2歳を機にやめることにしました。

1ヶ月前から「2歳のお誕生日がきたら、おっぱいバイバイね」と言っていると、時々おっぱいにバイバイしたりしていたので、わかっているんだなぁという感じでした。お誕生日会の次の日にやめようと思っていたので、数日前からは具体的に「後○日でバイバイね」と言うと「わかった」と言っていました。

夜よりもお昼に思いっきり飲んでやめた方がいいと聞いたので、お昼に飲ませたら寝てしまい「さよならの儀式」みたいな感じにはなりませんでした。目が覚めたら、みんな(ワタシ、両親、友達一家)で、「おっぱいやめたんだって、おめでと〜〜〜〜〜」と言って、大げさにお祝いしてみました。

今日でやめて1週間ですが、びっくりするくらい我慢しているのがわかります。「おっぱ のむ〜〜〜」と泣くこともあるのですが、数分すると気分を変えておもちゃで遊んだり、おっぱいとは関係ない話しをします。たまに「おっぱ みるだけ」と言って、見せるとうっとりと眺めては、バイバイといってみたり、おっぱいの横に顔をつけて、口だけ動かしたりしていますが、口にふくめることはありません。飲みたいけど、飲まないというのを、こんなにも2歳児ができるとは思ってませんでした。

2歳くらいで断乳する場合は、ちゃんとコドモにそのことを話して聞かせると、理解してやめることができるようです。ワタシは1ヶ月前から少しずつ言っていたけど、結果そんなに前から言わなくてよかったと思います。断乳の話しをしてから、おっぱいへの執着が強くなったし、1ヶ月はムスメには長かったと思います。断乳の話しをするのは1週間くらいでよく、その間やめたあとのことは考えず、飲みたいだけ飲ませていいのではないかと思います。

断乳してから・・・
* 寝る前に豆乳(100mlを同量の水で薄めたもの)を暖めたものを飲む
* ストローつきの水筒に水をおいておき、夜中目が覚めたときなどに飲ませる
* 起きてからも豆乳を飲む

ムスメは寝付きが悪く、これまでおっぱいか、車の中でしか寝れませんでした。それで断乳後の寝かしつけを心配していたのですが、夜は絵本の読み聞かせしようと思ったけど、それよりムスメは歌の方がいいみたいで、歌を歌っていると30分くらいで寝ます。おっぱいと言うけど、「おっぱい、バイバイしたよね」と言うとあきらめます。昼寝はなかなか寝ないので諦めていたら、夕方に疲れて私のひざなどによっかかって寝るようになりました。

うちの場合は、心配していた夜よりも朝起きてからおっぱいがないのが、ムスメは辛いみたいで寝起きがよかったのが起きてちょっとだけぐずぐずするようになりました。ムスメが生まれて2年間、毎日やっていたおっぱいの時間がなくなって、マミーもちょっぴり寂しいですが、おっぱいをやめてムスメの成長がみれ、また2人でゆっくり遊べるようになったのでやめてよかったと思っています。

こうやって、コドモって成長していくんですね。嬉しいような切ないような・・・。


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2011/04/04

夜の断乳

理想は、ムスメが理解をして納得のうえ、2歳でおっぱいを卒業の卒乳。

なぜ2歳なのかというと、イギリスでもらったパンフレットに載っていたユニセフの母乳育児に対しての考え方から、2歳までは授乳したいなぁとずっと思っていたからです。

Ten Steps to Successful Breastfeeding ユニセフのサイト
日本語訳:母乳育児成功のための10ヵ条

INNOCENTI DECLARATION ユニセフのサイト
日本語訳:イノチェンティ宣言

現在、もうすぐ1歳9ヶ月。
いろいろ考えた結果、夜のおっぱいをやめることにしました。

ムスメはものすごいおっぱい大好きのおっぱい星人。これまでも何度か『夜の断乳』を考えたことはあったのですが、試してみるとすごく泣くし、ネットなどで体験談などを探すと、基本的に「夜だけの断乳はむずかしい」「夜だけやめる意味がわからない」という意見が多く、また桶谷式では夜の授乳はおっぱいの質を高めるということで「昼の授乳はやめても夜はやめないように」と言っています。結局ちゃんとした理由もなかったので、断乳することはありませんでした。

今回やめた理由
* 栄養は離乳食で十分すぎるくらいとれているから。
* 母子のスキンシップ/子の精神安定剤的要因としての授乳は昼だけでいいと思った。
* 夜の授乳は「習慣」になっているだけのようだから。
* そろそろ朝までぐっすり良質の睡眠も必要だと思った。
* 質が落ちても、もう関係ない(だいじょうぶ)だと思った。

ムスメは少々太り気味。タンパク質の量も調整してるし、油物も控えているし、甘い物はフルーツ以外ほとんど食べていません。なのに太り気味な理由は、もしかして母乳かもと思い、授乳を少なくしたいと考えました。全体的に授乳回数を減らそうと努力したけど、夜はなかなか大変。ムスメが起きておっぱいを欲しがる2回に1回は、泣いてもとんとんとたたいて寝かしつけを1晩がんばってみましたが、親の立場からすると授乳した方が楽なくらい。3晩がんばってみようと決めていたので、次の日も「とんとん」で寝かしつけ。そして、とにかく昼間は思いっきりお外で体を動かして遊んで疲れさせようときめて、お弁当もって公園行ったり、長時間のお散歩行ったり、お花見に行ったりしました。

2晩目は2回くらい授乳しました。手応えを感じたのと同時に、ムスメにちゃんと断乳のことを言っていないことに気づき、次の日ムスメにちゃんと話しをしてみました。「もう夜のおっぱいは、いらないと思うから、夜やめてみよう。お昼は好きなだけ飲んでいいから、夜寝ている間は、おっぱいなしね。」 その日何度か同じ話しをムスメにして、寝る前にもう一度しようとすると、ムスメは話しの途中で「わかった」と言って、おっぱいを飲み始めました。そして、その晩は最初に泣いたときに「おっぱいは朝になったら飲めるよ。夜はなしね。」と言って、ムスメを抱っこしてあげると、すっと泣きやみ寝付きました。これまで夜中の授乳は5分から10分くらいだったと思うのですが、このときは起きていた時間は1分くらい。

最初の頃は、夜中に起きては泣いているときに「おっぱ。おっぱ」とか「アカチャン。アカチャン」など言っていました。赤ちゃんと言っているのは、「まだ赤ちゃんだからおっぱいを飲むんだ」っていう意味のことを言いたいのだと思います。必死なムスメを見ると切なくなりましたが、ぎゅーっと抱きしめて「おっぱは朝になったら飲めるから、朝までねんねしてね。」と言うと、泣きやんで寝入ります。

1晩目:徐々に減らそうとしたけど、授乳なしで寝たのは2回に1度。
2晩目:授乳したのは2回。昼間思いきり外で遊ばせた。
3晩目:おっぱいをやめる話しをしたら、授乳なし。夜起きた回数は断乳前くらいで5、6回。
4晩目:夜起きた回数は夜中と明け方の2回だけ。
5晩目:夜起きた回数は、明け方多く5回くらい。明け方に「おちゃ(白湯)」と泣いたので、お白湯をあげた。

そして、今夜が6晩目。さっきちょっと泣いていたのですが、一言もおっぱいとは言いませんでした。ちょっと暑かったみたいで、おふとんを1枚外してあげると泣きやみ、すっと寝ました。今後夜中にムスメが泣いても、おっぱいをあげるとかえって混乱すると思うので、絶対にあげないと思います。今のところ、寝かしつけと起きる前はあげていますが、そのうち寝かしつけの際にもあげないようにできるといいなと思っています。

お昼の授乳は、ムスメがいらないと思うまであげる予定です。

おっぱいをやめようと思う話しをして、ムスメが「わかった」と言ったこと、そして本当にその晩から飲まないようにムスメががんばっているのがわかること。1歳児がこんなにも理解したり、努力しようとしたり、我慢できると思っていなかったので、びっくりすると同時に関心しました。こうやって、どんどんムスメは成長していくんだなぁ。昼間のおっぱいやめるときは、きっと私の方が泣いちゃいそうです。。。



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2011/03/31

離乳食について

離乳食についてワタシの考え方をまとめてみようと思います。

はじめて食べたのが11ヶ月のときで、本格的に離乳食を始めたのが1歳のとき。その頃は、すでに歯も上下4本ずつ生えているし、1歳ということもあって『食べること』の認識もしっかりしているので、一般的な離乳食初期のつぶした食材っていうのはあまり食べてません。(モグモグ期くらいの柔らかさー舌でつぶせるの固さくらいで、丁寧につぶしたり漉したりはしませんでした。)

最初は、原則1日1品ずつ追加して様子をみました。新しい食材は金曜の夜と週末にあげるのはやめました。(なにかあったときに、すぐに病院に連れて行ける時間じゃないため)これまでアレルギーはでていません。

母乳はまだ与えています。


<離乳食の開始時期>
離乳食はムスメが11ヶ月のときに始めました。1歳をメドに始めようと思っていたのですが、11ヶ月のある日、なんとなく「あ、もう食べたそう」と思った日があって、10倍粥をあげたらおいしそうに食べ、もっと欲しいというので、その日から始めました。11ヶ月になるまで離乳食を始めなかった理由は、
【1】消化器官が未発達だから
1歳未満の乳児の胃腸は未発達で(そのコにとって)消化しづらいものなどあれば、それにアレルギー反応を起こしてしまう。こういったアレルギーは1歳過ぎると少しずつだいじょうぶになるそうです。
【2】離乳食をはじめたとしても、1歳くらいまでは栄養のほとんどは母乳からだから。
だったら、無理に胃腸に負担をかけてまで「食べること」を練習しなくてもいいのかな、と思った。
【3】何が定説か時代によって変わるから、今の「普通」にこだわらないでいようと思ったから。
これまで5ヶ月くらいで始めるのが普通だと思われていたけど、最近は遅い開始の人も増えたとか、ワタシたちの母親の世代は別の考えだったみたいだし、きっと戦前はまた違った考え方だっただろうなぁと思います。だから、何を信じるかというと、ワタシは自分の本能的なもの(もしくは、人間のもっと動物的な考え方)です。人間がもっと基本的な生活をしていた大昔、まだ歩きもしないような赤ちゃんに食べ物はあげてなかったような気がします。歯もちゃんと生えていないような時期に食べ物をあげるのも早い気がします。同じ猿類のオラウータンは4歳くらいまで母乳で育てるそうです。オラウータンがそうだから人間も、という訳じゃないけど、でもきっと人間も今よりももっと遅く始めても何の支障もないのじゃないかなぁと。ちなみに、ムスメは11ヶ月で歩き始めました。

1歳まで離乳食はあげないつもりだったので、11ヶ月であげるときちょっと迷ったのですが、「1歳」にこだわるより、そのコそのコの「食べる日」があるはずだと思い、母親の勘でムスメが離乳食を食べれるようになったと思った日にはじめました。一般的に5ヶ月くらいで「よだれがでて、大人が食べているのをじっと見つめる」頃、それが「食べたそうにしている」と思われるようですが、私はそういう動作をムスメがしていても、それが「食べることに興味を持っている」ようには見えませんでした。その頃もその後もずっと私がごはんを食べる時は、隣にムスメを座らせていましたが、11ヶ月でごはんをあげるまで、「欲しい」という動作などをされたことはありません。(だから、やっぱり「よだれ」や「じーっと見る」ことは、単純に歯が生える前、何でもじーっと見るだけだと思っています。)


<進め方/開始時期>
一般的な開始時期               ムスメの月齢
ゴックン期(5〜6ヶ月)  1〜2回食  11ヶ月
モグモグ期(7〜8ヶ月)  2回食    1歳〜 (昼と夜に離乳食)
カミカミ期(9〜11ヶ月) 3回食    1歳2ヶ月〜 (朝は軽くフルーツと自家製ヨーグルト)
パクパク期(12から18ヶ月)      1歳3、4ヶ月〜現在(朝はフルーツ、ヨーグルト、自家製パン、野菜、たまに豆乳)

【味付け】
とにかく野菜そのものの味を味わって欲しかったので、味付けなしでムスメが食べるまで、味付けするのをやめようと思いました。1歳4ヶ月くらいで、味付けてあるものを欲しがりました。その頃もまだ塩は使っていません。味付けは、ベビー用の醤油、チーズ、大人用のごはんからちょっとだけなどで、そこに少々の塩分ははいってはいると思います。有機トマトで作られた添加剤などのはいっていないケチャップは1歳5ヶ月(離乳食をはじめて5、6ヶ月)、味噌(自家製の味噌)などでの味付けは1歳7ヶ月(離乳食をはじめて7、8ヶ月)くらいからです。この頃から、たま〜にマヨネーズ使ったり、大人用のごはんで味付けてあるものをちょっとだけムスメごはんに足したりして、味付けしはじめました。塩を少し(多分0.1gくらい)いれたりしたのもこの頃です。塩は精製されていない自然塩を使っています。

【タンパク質】
離乳食を始めて2ヶ月目(ムスメ1歳1ヶ月)で、鯛、納豆。一般的な言い方だとムスメにとってのモグモグ期。この時期の魚だと10gから15g、豆腐や納豆だと30gから40gだとあったので、この量以内にとどめました。同じく3回食になったらモグモグ期のタンパク質の量以上にならないように気をつけました。現在はパクパク期の1回の目安である「魚ー15gから20g」「豆腐/納豆ー50gから55g」を基準にしています。「タンパク質は肝臓をはじめとする未熟な内蔵に負担がかかりるので、タンパク質だけは目安量をまもること」とあったからです。1歳になるころには消化器官も随分発達していると聞いたので、開始時期に関してはあまり気にしませんでした。

乳製品は自家製のヨーグルト(カスピ海ヨーグルト)と、とろけるチーズを少々、離乳食開始から2ヶ月くらいから。牛乳はあげていませんが、豆乳は朝から倍に薄めて飲ませたりしています。豆乳は無調整のもののみで、調整してあるものは砂糖などはいっているのであげていません。

現在1歳9ヶ月で、これまでに食べたタンパク質は、白身魚、海老、カニ、サーモン、イクラ(大好き)、豆腐、豆類、豆乳、ヨーグルト、チーズ。卵。

【油】
ムスメ用に小さなフライパンを購入しました。最初は基本的に油を使わないで炒めていました。その後、豆乳ホワイトソースを作るときなど油を必要とするときは、オリーブ油を使いました。1歳9月現在、油はオリーブ油とゴマ油だけ使用しています。毎朝食べている自家製パンには、トランスファットフリーのショートニングを使用しています。バターもマーガリンも使っていません。

【おやつ】
果物やさつまいも。無糖のホットケーキ。たまにおにぎり。お友達と一緒に外出した場合、(ムスメだけおやつがないというのは可哀想なので)市販の無糖のおやつを持って行くこともあります。市販のおやつは、「キユーピー よいこになあれ おやつ」シリーズのコーンボール、おさつちっぷ、かぼちゃチップ。 着色料、保存料、香料は使用してなく、砂糖、食塩も使ってないからです。アレルギー特定原材料等25品目も未使用。ムスメにとって「特別」なおやつなので、味が薄くてもあまり甘くなくても、ムスメはこのおやつが大好き。特別にするために、おうちではこのおやつが登場することはありません。


<食べていないもの>
【肉】お魚、チーズ、ヨーグルトを食べているので、全く動物性をとってない訳ではないです。私自身が妊娠するまでしばらくベジタリアン(お魚、卵、乳製品あり)だったので、その時の経験からお肉を食べなくても十分お野菜などから必要な栄養は得れると思っています。ベジタリアンの友達の娘たち(12歳、10歳、8歳)もお肉なしで元気に育っています。ムスメをいつまでベジタリアン食事で育てるかは、決めていません。お肉を食べさせたくないと思っている訳でもないですが、母乳をやめてから考えます。

【白砂糖】いくつになっも避けたいものナンバー1の食材。うちではオトナごはんも含め、白砂糖は使いません。変わりに甜菜糖を使っています。私が住んでいる地域の地方新聞「西日本新聞」で『食卓の向こう側』という食べ物に関する知識を再考するというシリーズが連載されていて、そこで白砂糖の有害さを知りました。『ベースとなる黒砂糖から、苛性ソーダを使ってアルカリに溶けるものを取り除き、次に硫酸を加えて酸に溶けるものを取り除き、最後にアルカリと酸を中和させたもの・・・それが白砂糖です。こうしてできた白砂糖には、黒砂糖が持っていたビタミンやミネラルはほとんど残っていません。(要注意!身近にある食材の危険性を知っておこう)』『白砂糖の健康リスク』食卓の向こう側でも、砂糖が切れる子供をつくるとありましたが、同様の内容が『砂糖』でみれます。

【添加剤】アミノ酸などの化学調味料、人工甘味料などを含めた添加剤。
ワタシが元々ムスメの食事に気をつけた一番の理由が、ワタシ自身が小さい頃にアトピーだったことです。7歳くらいから12、3歳までアトピーで苦しみました。女のコだったので母も随分心を痛めて、よいと言われることは全て試したみたいですが、最終的にステロイドにたよるのではなく、生活を変えることで治ったような気がします。着るものはポリエステルやナイロンなど科学繊維はやめて綿などだけ。食べる物も添加剤などを避けて、母親の手作りのものだけでした。添加剤がアトピーの直接的な原因だと思っているわけではありませんが、小さいうちに強い体を作っておくことで予防できることはあるのかなと考えました。アミノ酸の危険に関しては、ここ

【牛乳】
母乳を飲んでいるのに、牛の乳を飲むことはないと思っています。また、効率よく乳牛から牛乳をとるためには、乳牛を常に出産後の状態にしていた方がいいから、ホルモン剤などを投与されているのではないかと思うのです。そんなホルモン剤たくさんの牛さんのお乳は避けて、カルシウムは別の物からとればいいかなと思っています。
牛乳には危険がいっぱい?!』フランク・A.オスキー著
牛乳を飲むと骨が弱くなる?!』杏林予防医学研究所 所長 山田豊文

乳牛を薬やホルモン剤漬けにしているというのに反論されている酪農家の方もあるようですが、個人で大切に牛を育てているような酪農家の牛乳はそんなことないかもしれません。でも、安く販売できるように大量生産している大手の業者ではどうなのでしょうか。ワタシが牛乳が思っているよりいい飲み物ではないと思ったきっかけに、イギリスの生卵があります。ワタシは妊娠後期イギリスに住んでいました。そこで、妊婦が食べてはいけないものの中に生卵があったので、びっくりしました。それで、イギリスの卵(確か正確には卵の殻など?)にサルモネラ菌など付着していることがあるので、念のために妊婦は食べないように推奨されているようでした。日本では生卵を食べてはいけないなど聞いたことなかったので、「さすが、日本。日本の卵は衛生で安全なんだ!」と思いました。そこで、なぜ安全なのか、なぜイギリスは日本のように卵を衛生的にできないのだろうという素朴な疑問が浮かびました。それで調べると、日本の卵はニワトリの時点でニワトリに抗生物質を飲ませているから、卵も菌などがない、と知りました。サルモネラ菌など病原菌はないけどそういう菌がつかないくらい抗生物質をのまされて生まれた卵の方がいいのか、生では食べれない卵の方がいいのか。日本の養鶏業では、ニワトリに対して抗生物質を使用することは禁止しているようですが、それは産卵期のニワトリだけであって育成期のニワトリには使用してよいのだそうです。疑ってしまえば、何事も怪しいのですが、何も知らずに営利目的の企業の広告を鵜呑みにするのも危険なことだと思うようになりました。牛乳も卵も全く食べてない訳ではありません。ただなるべく安全なものを買うようにしています。そして、ムスメには少なくとも小さいとき(それが3歳なのか5歳なのかはまだわかりませんが。。。)は、なるべく与えないようにしようと思っています。


<離乳食用として使用したもの>
ベビー醤油
有機トマトケチャップ
無糖ホットケーキ


<この食育でのメリットとデメリット>
現在ムスメは1歳9ヶ月。まだ何がメリットかデメリットかわかりません。ただ、ムスメはものすごくよく食べます。そして、基本的に何でも食べます。食べ過ぎでぽっちゃりなのがちょっと悩みというくらいよく食べます。これがムスメの元々の性質なのか、私の食育の成果なのかわからないのですが。。。


***

ワタシのムスメの食に関しての考え方を長々と書きましたが、これはあくまでワタシの勝手な考え方で、ワタシは栄養のことなどちゃんと勉強した訳ではありません。これまでの自分の経験や、先輩ママの意見を聞いて、ワタシが選択した離乳食の進め方です。

また牛乳や卵などに関して、ここで紹介した参照リンクの内容が100%正しいと言っている訳でもなく、こういう考え方もあるということ、そして私は子供が小さいうちは疑わしいものはできるだけ排除したいと考えただけです。また、ある程度大きくなったら、頑に拒絶するのではなく、柔軟に対応できればと思っています。

P.S. akikaさん。ずっとまとめようと思っていたのですが、なかなかやらずにいました。書くきっかけをくださってありがとうございました。




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2011/02/17

自然派育児と病院と薬について

ムスメはだいぶよくなってきました。心配、応援ありがとうございました。今日は、ワタシが病院や薬とどうつきあっているのか書こうと思います。

自然派育児と一言でいっても、完全母乳じゃない人もいるし、布オムツじゃない人もいるし、ベジタリアン、ビーガン、マクロビ、ローフードなど食生活の違い、ホメオパシーなどの代替医療、漢方、西洋医学のどれをメインにしているのかなど千差万別です。

ワタシは予防接種はなるべく打たない、薬はなるべく飲まない方がいいと思っています。自分の治癒力だけで治せるならそれが一番だと思っています。そのために治癒力の高い、抵抗力の高い体になるように食事に気を使っています。でもだからといって、病院や薬を否定している訳ではなく、風邪なのかどうかの判断は素人のワタシが勝手にするものではないと思っています。だから、熱などがある場合は、病院へいって診察してもらいます。お医者さんに風邪だと言われたら、お薬はもらうけどあまり飲みません。(ひどくなりそうなら1回、2回飲むことはあります。) 

こういうワタシの病院や薬に対する考え方は、私のおじいさんの影響が大きいと思います。ワタシの祖父は、古いタイプのお医者さんで、ベートーベンがむっつり顔で口をへの字にして、白衣をきて、髪を白髪だとしたら?という感じの風貌で、偏屈物の頑固者の医者でした。今いうならレトロといえるとても昭和な感じの病院を開業していました。

病院は木造の2階建てで、入院患者さんのための病室は畳に押し入れがあるお部屋におふとん。院内で処方するお薬は、ガラス瓶にはいっていて、天秤で計って陶器のすり鉢ですって調合して、紙で1つずつ紙を折って包んでいました。その薬がはいった紙包みをいれた薬袋は可能な限り何度も使っていました。

そのおじいさんの医者としての考え方は、ワタシの母を通じてワタシの中に深く刻み込まれています。まず、風邪などの病気の場合、基本『寝てれば治る』。母が幼いワタシが病気になったとき、母のお父さんであるおじいさんのところに連れて行って風邪だった場合、言われるのはひとつ『寝てれば治る』 それは、第一に休息をとるということ、第二にまずは自分の力で治すということ。

それから熱がでている時は、40℃以上の高熱が3日以上続くような場合以外、熱は出させること。熱が出るということは、熱が出る理由があり、熱をだして体の中の菌をやっつけようとしているのだから、ヘタに下げようとするのではなく、だしきってしまえば治る、と。これは何もしなくていいというのではなく、汗をたくさんかけばすぐに着替えること、それから脱水症状にならないように水分補給をしっかりできるように気をつけてあげること。その上で、熱を出し切る。

もし40℃以上の高熱がつづくと菌を殺す以外に本人の体も弱るので、3日以上つづいたらすぐにお医者さんにみせること。(これは、もちろんケースバイケースで、40℃が3日つづくと即危険という訳ではなく、また熱以外に嘔吐、下痢などがひどいと3日も待たずに病院にいった方がいいこともあります。)

ムスメのかかり医は、熱に関しては子供の場合は発熱から4日経つと必ず血液検査(CRP)をするそうです。それは、子供の場合は元気そうなどの見かけだけでは判断できない炎症が体の中で起きている場合があり、子供は状態が急変するので炎症の具合がどうか必ず調べるのだそうです。4日目くらいで炎症の反応が低い場合、熱がつづいたとしてもあまり心配することはないけれど、熱が6日から7日続いてしまうと、7日目から8日目にまた熱があがって容態が急変することが経験上わかっているのでそうなる前に点滴をうって、弱っている体をサポートするそうです。

それからその病院では解熱剤をださないという理由を説明されました。例えば解熱剤であるボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)をインフルエンザで高熱のときに処方するお医者さんがいるそうですが、これは小児への使用は厚生省でも禁止しているし、メーカーもそういう注意をしているのに、未熟なお医者さんで使っている人などいるそうです。子供に使うと、死亡するケースも結構(神戸にある薬害・医療被害情報センターには「風邪やインフルエンザの子供に医師からもらった解熱剤を飲ませたら急死した」という相談が毎年5件ほどあったらしい。とにかく、メフェナム酸、ジクロフェナクナトリウムという解熱剤の2つはかえってインフルエンザ脳症になるから、特に子供は使わない方がいい、ということです。

厚生省のインフルエンザによる発熱に対して使用する解熱剤について

ちなみにムスメのかかり医は、予防接種推進派で、ワタシが打たせていないことを(多分不満を持たれていると思いますが)非難したり受けるように強制したりされません。母親の勘で高熱があったというのも体温計で測っていないと、熱があったと認めてもらえないし、お薬もちゃんと飲まないとダメだという考え方です。そういう違いはあっても、ワタシはこの先生だと安心してムスメを看てもらえます。どういう検査をするのか、なぜ必要なのか、それはどういうことなのか、こういったことをものすごく丁寧にわかりやすく説明してくれます。

話しは本題からちょっと外れてしまいましたが、ワタシはなるべく自然のままで、という子育て方針ではあります。でもお医者さんともお薬とも上手につきあって、必要最低限ですむようにできればなと思っています。



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2011/01/30

予防注射

昨日のニッキで、予防注射のことに触れたので、もう少し詳しくワタシがどのように予防注射のことを考えているか記録しておこうと思います。

***

予防注射に関しては、ムスメが生まれた直後くらいまで何も考えず「受けるもの」だと思っていました。受けない選択があるということを考えたことがなかったのです。イギリスでは、生後8週目に6種混合を接種するのが最初の予防注射となります。生後8週で予防注射ということになんだか抵抗を感じました。ムスメが3ヶ月になったら、(ビザの関係で)日本に帰ることになっていたので、イギリスでの接種はやめてもう少しいろんな人に話しを聞いたり、調べたりすることにしました。

ワタシがイギリスで住んでいた地域は、ホメオパシーのレメディを処方してくれるNHS(イギリスの公立の病院でイギリス市民は無料)があったり、世界でも数が少ないシュタイナーの大学がある地域でした。自然食品のお店も多く、オーガニックの食材も豊富で、グリーン党を応援する人が多く、環境保護やエコの意識が高い人が周りにたくさんいました。

ワタシと同じ歳だった貴族出身のイギリス人女性は小さい頃をアフリカ(タンザニアだったかどこか)で過ごしたけど、予防注射打ったことなくこれまで大きな病気にもかからず過ごしていると言っていました。別の友達の子供たち(13歳、8歳、2歳)は誰も予防注射を打っていませんでした。その子供たちの父親に話しを聞いたのですが、『子供たちはもちろん病気にかかる時はかかる。でも病気になって回復した後、子供はものすごく成長をしている。』と言っていました。子供たちの母親は栄養士で、食事にすごく気をつかっていました。

日本に帰って来て、予防注射に関する本を図書館で借りてきて読んだり、ネットで調べたり、mixiのコミュニティで予防注射に関してどのような意見があるのかみたりしました。小児科医の毛利子来さんが監修した「防接種へ行く前に―受けるこどもの側にたって」は、すごく勉強になりました。(毛利先生のホームページでもたくさん予防注射のことに関して書かれています。)mixiのコミュニティで「予防接種を考える」というのがあるのですが、ここでは予防接種反対派の人と、賛成派のどちらの人もコメントしていて、すごく為になりました。このコミュニティで、賛成派の人で、家族親戚友人知人が予防接種をしていたために大事に至らなかった、という意見も多々ありました。また、おもしろいことに反対派の人にも、家族親戚友人知人が予防接種を受けたために二次感染などにより重篤な状況になったという体験談を元に反対する人もいました。

いろいろなことを調べれば調べる程、受けるにしても受けないにしてもリスクがあるのだと考えるようになりました。だとしたら、どちらの方がよりリスクが少ないのか? 後悔しないのはどっちだろう? 日本での最初の予防注射の接種のときとなる4ヶ月検診の際のBCG接種まで、ものすごく悩みました。このときに感じたのが、親になって子供のために決断するというのは、1人の人間の人生を左右するような決断をくださなければならないんだ、ってことでした。(今思うと、この最初のBCG接種をするかどうかが、これまでのところ一番悩み続けたことです。)

接種当日まで悩んで、結局その日は受けさせませんでした。(ワタシが住んでいるところでは、予防注射の当日に体調を崩したなどの理由で再度受けれるように5ヶ月まで受けれるようになっていました。)そして、それからもう1ヶ月考えた結果、BCGは受けさせないことにしました。

<BCGを受けさせなかった理由>
*BCG接種で完全に結核の発病を防げるものではないこと。
*通常の生活でうつることはなく、乳児がうつるのは生活を共にしている家族からであるということ。(つまり、オトナがきちんと健康であれば、ムスメは心配ないと思った。)
*BCGはイギリスでもアメリカでも行われていない。日本は結核菌保有国だからいまだにBCGを行っているということだけど、予防注射を打っていないであろうイギリス人の友人もアメリカ人の友人もその友達たちの誰も結核にかかったという話しを聞いたことがない。(つまり、怖い病気かもしれないけど、普通にしていてかかる病気ではないと思った。)
*私の友達(女のコ)が、BCGの予防注射の跡がすごい大きな傷跡になってて、腕をだすコンプレックスになっていた。
*乳児が重症な結核にかかったケースは年間に数人しかいないこと。(この乳児が予防接種を受けていたのかどうか不明。)
*1歳を過ぎたら予防接種の効果があまりない可能性が高いこと。

これらの理由で、やめました。そして、これ以降の予防接種も受けないという訳ではなく、毎回ちゃんと考えようと決めました。例えば、ポリオは全く反対という訳ではありません。特に将来インドなどいまだにポリオが発症する国にムスメと一緒に旅行しようと考えているので、そういう国に行くのにポリオの予防注射を打たずに行くことはないと思います。ただし、ポリオを今受けないのは、今国が提供しているワクチンが生の菌である活性化ワクチンだからです。現在日本ではポリオは撲滅しています。ポリオにかかるのは、この活性化ワクチンを打った人からの二次感染しかありません。イギリスではそのような感染がおきない不活性化ワクチンを使っています。ワタシにはなぜ日本がいまだに活性化ワクチンを使っているのかわかりません。現在日本ではこのような活性化ワクチンを使うことを不安に覚え、不活性化ワクチンを入手して接種してくれる病院が50ほどあると聞きました。ポリオがまだある国に行くときに、お金はかかるかもしれませんが、このような病院で不活性化ワクチンを打ってもらうつもりです。(この件に関してのニュース記事

***

現在、予防接種は昔と違って国による強制ではありません。国が責任を持つという考え方ではなく、親が責任を持ってください、ということです。だからこそ、できれば必要な正しい情報(メリット、デメリットの両方。反対派や賛成派の都合のよういように見せた数字ではなく見た人が判断できるような数字など)が、一般にちゃんと開示されればいいなと思います。そして、それぞれの親がそれぞれ考えて、選択できるようになればいいなぁと思います。

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2011/01/25

あらららら...

最近、なんでも試してみないと気が済まないムスメ。ムスメはいたずらしているつもりではないのだけど、あららららら...なこと多発。


とにかくワタシがすることをムスメもしたがる。

いつもムスメに塗ってあげる保湿クリーム。私の目を盗んで、自分の両側のほっぺと、ベビコロールの上にちょんちょん。(写真上)

ある日は、私のペンケースを開けて、油性ペンを振り回しているうちに、顔にらくがき。(写真左) 

いつも私のサングラスをつけて喜んでいたのだけど、気づいたら壊れてるし。。。(写真下)


壊れているのをみて、つい「あ〜あ」と言ったら、それから毎回このサングラスの残骸をワタシに手渡して「あーあ♥ あーあ♥」と言います。「あーあ」の使い方、間違ってます。でも、ちょっとかわいいです。

こんな「あららららら...」なコトをやっても、とにかくワタシは怒らないことにしています。3歳までは怒ってムスメにわからせるより、ワタシが隠したりして対処。危険がないようにオトナが気をつけてあげたら、コドモの仕事はなんでも試してみること! のびのび育ってね♥


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2010/11/10

ムスメ*メセン

私のコソダテのモットーのひとつは、from her point of view (ムスメの目線で)

それは、ムスメがとりやすいところにムスメのものがあったり、オトナの勝手でムスメが手にしたものを取りあげたりせず、ちゃんと「返してちょうだい」と手をあわせてお願いしたり、時間が許す限りムスメのペースでお散歩につきあったり、コドモジカンを大切にしてあげたり、ムスメの気持ちを尊重するということ。そのときのムスメができることを、ちゃんとわかってあげるということ。

1歳4ヶ月のムスメは、オトナがわかるようには理屈がわからないと思う。オトナからみたら、「ナニやってるの!!!」と怒りたくなることも、ムスメからしたら好奇心だったり、どうなるかの実験だったり。ムスメは、そういう体験を積んで結果のデータを増やして、人生を豊かにしていくまだまだ初期段階。


昨日と、今日と続けてお茶碗を割った。
ムスメがごはん食べた後、お茶碗を手でぽーんと飛ばして、陶器のお茶碗だったので落ちて割れた。私はこういうとき、3歳までは怒らないでおこうと思っている。

今のムスメは、木の器やプラスチックの器は落としても割れないけど、陶器のお茶碗は割れるということは、よくわかっていないんじゃないかなと思う。それから、どれが木の器で、どれが陶器の器かどうかも、よくわかっていないと思う。そして、なぜ器は割れてはいけないのかも、多分よくわかっていないのではないかと思う。陶器の器が割れたらいけないとして、プラスチックの器は、割れないなら飛ばしていいのかどうかも、わからないと思う。

そういうことがまだわからない時期に怒るのは、ムスメからしたら訳がわからないんじゃないなかぁって。だから、お茶碗が割れたのは、陶器の器でごはんをあげたワタシが悪かった、もう少し大きくなってから陶器の器にするべきだったと思うことが、ワタシ流ムスメの目線でみるということ。

そして、お茶碗が割れたということと、割れてしまったお茶碗は痛いと思っていること、割れてワタシが悲しいと思っているということは(少々大げさに)表現してみせるようにしている。

なぜ茶碗が割れたらいけないのかは、怒られるからではなく、それを大切にしている人がいるからだ、とわかるコになって欲しい。そのためにはまずワタシがムスメのことをわかってあげなきゃいけないと思う。

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2010/10/29

始めての...

昨日、ワタシは1日中、カワイイモノイチのために出ていました。ムスメを連れていけない用事があるときは、普通はハハにみてもらっています。今月はワタシが病気したときと、ちくちくと作っているときと、仕事をしているときと、かなりの時間をハハにみてもらい、ハハもちょっぴりぐったり。そこで思い出したのが、「ママのしあわせプレゼント」というチケット。ワタシが住んでいる地域でもらえる育児支援サービスで、母子手帳をもらったときにサービスを利用できるチケットをもらっていました。有効期限が2年で、来年の1月で期限がきれます。サービスの内容は、家事のお手伝いをシルバー人材センターにお願いできたり、育児相談にのってもらえたり、保育園での一時保育のサービスが受けれます。

ワタシのうちの近くの該当する保育園/幼稚園に連絡してみて、そのうちのモンテソーリの教育方針で運営されている幼稚園に話しを聞きにいってみました。(お肉を食べていない)離乳食にも対応してもらえるみたいだし、たまには多くの同じくらいの歳の子供とふれあう時間もあってもいいかなと思って、1日預けてみることに。

ムスメ、始めての「保育園」です。


前日は、事前に登録にいったときにもらった「もってくるものリスト」にそって用意。タオル3枚、おむつ、おしりふき、着替え3〜4組、エプロン3枚、お昼寝用のタオル、母子手帳、健康保険証、1日の様子を記入してもらうためのノート、ビニール袋、コップ、帽子。全てに名前を書かなければなりません。用意をしながら、子供が始めてのお泊まりするための準備をしているような気分になりました。大きくなったなぁと感慨深い気持ちと、だいじょうぶかなぁという心配の気持ち。ムスメがこんなに長い間家族と離ればなれになってだいじょうぶかなぁっていう心配もあるけど、ワタシもだいじょうぶかしら?


当日...
朝から、保育園にムスメを連れていくと、たくさんいるコドモたちが気になるような、ここはどこだろうという不安なようなムスメ。保育士さんに抱っこされると、ちょっと泣いたので、もう一度私が抱っこして、「用事が終わったらすぐに迎えにくるからね。楽しく遊んでいてね。」とお話してしばらく様子をみるとだいじょうぶそう。保育士さんに抱っこされて、バイバイとしている私につられて、なんとなくムスメもバイバイしていました。

カワイイモノイチでは、万が一保育園から電話がかかってきてもいいように携帯を手放さずに持っていたのですが、電話はありませんでした。カワイイモノイチがおわって、後片付けしているときも、泣いたりしてないかなぁと気が気でありません。終わってすっとんで迎えにいくと、ちょうどお迎えの時間らしく、おかーさんたちを待っているコドモの向こうに、ムスメも同じように出口を見つめて立っていました。私を見た途端、「あっっっっっっっっっっっ!!!!! マミーだ!!!!!!」という顔をして、泣きそうになったのですが、すかさず私が抱っこしたら、泣きませんでした。私の方が泣きたくなる気分。(ママって、たまに切ないのねぇ。)保育士さんによると、ほとんど泣かずにおとなしくしていたのだそうです。

その後は、おうちに帰ってからもしばらく、緊張していたからなのかとてもおとなしくしてました。1時間くらい経ってようやく調子が戻ってきて、いつもの様子で元気になってきました。

保育士さんからの手記は、睡眠の時間、ごはんやおやつの内容と食べた時間なども詳しく書いてあり、ムスメの保育園での様子も書いてありました。「始めてでしたが、泣いたりすることなく過ごすことができました。外に出てみんなが砂場で遊んでいると興味があったようで、みんなの様子をじーっと見ていました。砂場道具を手渡したのですが、見ている方がよかったようで、手にはしませんでした。その後、ぞうの滑り台の段差をちょっと登ったりして遊びました。食事はほとんど全部、よく食べていました。昼寝は眠そうにしていたので一度寝せてみたのですが、その時は眠れず、しばらくしてから抱っこするとやはり眠かったようですぐに眠りについていました。」

今日は朝からいつもの様子で元気いっぱい。「また保育園行ってみたい?」って聞いたら、「うんうん」と頷いていました。朝ごはんも昼ごはんもいっぱい食べた後、お昼寝中。あまり長く寝ているので、見にいったら、こんな格好で寝ていました。

不思議な格好なんだけど、ムスメは結構このような変な体勢で寝ていること多いです。


横からみると、こんな感じ。居心地悪くないのかなぁと、足を伸ばしてあげても、しばらくするとまたこの体勢になっていました。

お昼寝して4時間くらい経過しています。やっぱり昨日は、緊張してたんだろうなぁ。本当は今日はムスメの日だったのだけど、今日は午後はお昼寝だけで終わりそうなので、ムスメの日は、明日に持ち越し。

ムスメちゃん、始めての保育園、お疲れさまでした。文句も言わず、がんばってくれてありがとうね。

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2010/10/19

コドモジカン



時間って、みんなに平等に与えられているものだって
わかっているけど、どうしてこんなに感じ方が違うんだろう?

子供が生まれる前の時間と、生まれてからの時間。
子供が起きているときの時間と、寝ている時の時間。
ワタシの時間と、ムスメの時間。
オトナになってからの時間、コドモだったときの時間。

そう、コドモジカン。

コドモにはコドモの時間がある、と思う。
でも、オトナになったら、コドモジカンがどんなだったのか
すっかり忘れちゃってた。最近、すっかりコドモになったムスメをみて、
ちょっとだけ思い出した。

何かに熱中したら、その時間はコドモにとっては永遠。
飽きてしまったら、暇な時間はいてもたってもいられない。

コドモの頃って、何もかもが新しくて、冒険で、挑戦で、刺激的で
1日が長くて。楽しみなイベントがくるまで、指折り数えつつ
「いつまでたっても来ないんじゃないか」って思うくらい長くて。


コドモは時間を有効に使おうなんて、考えない。
自分がしたいと思うことを、したいと思うようにする。
そのためにどんなに時間がかかっても、関係ない。
そして、気が済むまで遊ぶ。

こういうコドモジカンって、機能的に行動しようとする
オトナの時間の使い方と全く次元が違う。

時間って、よく考えるとあってないようなものかも。
楽しいことをしている1時間は、あっという間なのに
苦痛を感じているときの1分はものすごく長い。

つまりそれは、実際の時間よりも、その時間をどう過ごすかで
時間の長さの感覚が変わるってこと。そのとき、そのときを
楽しんで、大切に、過ごせば、オトナでもちょっとだけコドモジカンに
なるかも、しれないね。

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2010/07/31

新しい旅

私の人生は旅。そして、旅もまた人生。
これまでいろんなところを旅してきた。
いろんな文化に、人に、コトに出会ってきた。

まだまだ行きたいところ、見たいもの、
やりたいことはたくさんある。

だから、30代後半になってもまだ
コドモが欲しいかどうかわからなかった。

そして、ある日、計画も決断もないまま、
彼女は私のおなかの中にやってきた。
コドモが欲しいかどうかという迷いは
ふきとんで、案外、嬉しかった。

「これまでいろんなところに行ってきたけど、
しばらく旅はおやすみだ」と思っていたら、
「子供を持つというのは、新たな旅のはじまりだ」と、
言われた。そうか、子育ても旅なのか!

これまで経験したこともない感情をもったり、
見たことのない視点でモノをみることになったり、
びっくりするようなことを体験したりする旅なんだって
思ったら、子育てがどんどん楽しみになっていった。

どんな旅もそうだけど、心配や不安もある。
でも、私の感動と苦悩と喜びと愛にあふれる
新しい旅は、はじまったばかり。
かなり未知の旅だけど、冒険だ。

新しい旅は一人旅じゃない。
コドモを育てながら、子育てに学ぶ旅。
私が旅で学んだものを、次の世代に伝える旅。
「コドモがいるとできないこと」ではなく、
「コドモと一緒にできること」「コドモが
いるから楽しめること」を探していきたい。

コドモと一緒の視点で、新しい気持ちで、
世界を見よう。毎日を楽しもう。そして
そのうちコドモと一緒に旅をする。

コドモと一緒のこれからの人生も楽しそうだ。