2010/10/17

健康のありがたさ

健康のありがたさって、残念ながら病気した時に一番感じる。妊娠とじんましんがでたときの皮膚科、歯医者以外で最後に病院に行ったのがいつか覚えてないくらい、健康な生活を送っていたのに、久しぶりにどかんと病気になった。

ことの発端は1ヶ月くらい前、ずっと猛暑だったのに急に朝晩冷え込んで、秋の気配がしだした頃。季節の変わり目の風邪をひいたのか、咳が続いた。熱があるわけでも、辛かったわけでもないので、そのままにしていたら、咳はでたりでなかったり、完全にはなかなか治らない。10月になって、おでかけする用事が続けてはいって、さらに10月末に出品するためのハンドメイドのモノたちを作るのに、ちょっと無理して夜遅くまで起きていたりとがんばっていたら、咳が本当にひどくなった。

普通は、よく寝てちゃんとしたものを食べて健康な精神状態でいれば、風邪なんかは薬飲まなくても治る!と思っているのだけど、数日疲れがとれなくて何もできなかったし、ハンドメイドのモノたちを作るのが追いついてなくて、お出かけの用事もあったので、病院に行ってみた。すると、喘息かもと言われる。 えぇぇーーっ? 「喘息ってこの歳になってもなるの?」(ワタシ) 「なります。元々アレルギー体質みたいだし、いろんな積み重ねで突然発症します」(イシャ) ということで、血液とられた。レントゲンとられた。CTスキャンとられた。

授乳中なので強い薬は飲みたくないし、ハッキリわかるまで喘息の薬なども飲みたくないというワタシの希望で漢方薬と胆を少なくするお薬のみ処方してもらった。

次の日、熱もなかったし、咳もでてなかったので、予定通り同級生と動物園にでかけた。ものすごく楽しくて、たくさん歩いて疲れて、最後はカバのエサやりを近くでみたので、藁束のとびちった塵を吸い込んでむせたけど、元気に帰宅。そして、その日の夜から、恐ろしいほどの咳がでてその日の夜はあまり眠れず。

次の日、母にムスメを預かってもらいお昼に十分休息してだいじょうぶかと思ったら、その晩は今度は咳だけじゃなくひゅーひゅーいって、とにかく息苦しくて特に横になると息があまりできない感じがして寝れるどころではなく、一睡もできず朝を迎える。途中、緊急病院に行こうかとも思ったけど、たかが喘息で救急車に乗るなんてダメだろうと思いとどまる。

次の日の朝一番で病院にいったら、前回の検査の結果がでていて、喘息だという。吸入具でなんかの煙を吸うと、ずいぶん楽になった。喘息だと判明したので、喘息用の薬をもらった帰宅。毎日吸う薬と、発作が起きたら吸う薬をもらう。母の自然派の友人に連絡をとってもらい、喘息や気管支の病気にいいと言われる酵素を買ってきてもらう。喘息だということで、喘息の薬もあるからだいじょうぶだろうと思っていたら、2時間おきに発作が起きる。で、その度に発作用の薬を吸っていたら、その薬の注意書きに「1日最大4回まで」って。

喘息のお薬。どちらも吸入するタイプ。吸うタイプなので母乳にはほとんど影響ないと言われる。奥のケースにはいっている白x水色の薬が発作用の薬。

その時点で夕方だったので、また夜に発作がでても困るとおもって、病院に「4回以上吸っていいのか、それともまた病院に行って吸入とかした方がいいのか」と問い合わせをした。そしたら、そんなに発作がでているのなら、総合病院か専門医にいった方がいいという。

で、ムスメがかかっている小児科がアレルギー科もあったなと思い、みてもらえるか電話をしたら、そこは子供のアレルギー科で大人は普通みないという。でも、「金曜日で時間も時間だし、話しを聞いていると喘息だけじゃなさそうで、辛そうなので応急処置はとってあげるからおいで」と先生に言ってもらえ、すぐさま向かう。

行ったら、インフルエンザの予防注射中だったらしく、元気いっぱいの子供たちがいっぱい。熱があったので車の中で待機。先生に診てもらったら、「喘息は突然ならないし、熱もでない。気管支炎かなにかをこじらせているのかもしれないけど、ここではわからないから週が明けたら、大きな病院で調べてもらった方がいい」とのこと。最初の病院でやった吸入具じゃない別のタイプのものでまた煙を吸ったら、かな〜〜〜〜〜りよくなった。そして、咳をとめる薬と感染をおさえる薬とかもらった。授乳中なんですけど、というと、もう1歳すぎてるから、この薬飲んでる間くらいミルクとかにすれば?って。 ううむ。 どうしても無理なら、ちょっとくらいいいけど、って。

気管支を拡げるという貼り薬(どういう風になっているのだろう? 貼って吸収するってニコチンパッチみたい) 気管支の伸縮を抑える飲み薬。そして、やばそうな細菌の感染を抑えるという抗菌剤。

この抗菌剤は、あまりの咳のひどさにまいって1回だけ朝のんだ(ムスメには、薬の前におっぱいあげて、その日は夜まで我慢してもらった)けど、もうこの薬は飲まない。
薬剤師にきいたら、だいじょうぶだけど、気になるなら授乳の前に薬を飲むのではなく、授乳後に飲めば? と言われる。家に帰って、ごはん食べて早く寝て、それでも咳はでる。そして、その咳はどんどんどこからでているのかわからないような咳になり、次の日の朝には、通常「ごほっ、ごほっ、ごほっ、ごほっ、ごほっ(つづく)」という咳が、薬で中途半端におさえられて、「ごっ、ごっ、ごっ、ごっ、ごっ、ごっ(つづく)」となった。この「ごっ、ごっ」という咳、息を強く吐きながら「ごっ、ごっ」と言ってもらうとわかるのだけど、おなかの腹筋をものすごく使う。それで夕方には腹筋の筋肉痛になってしまった。体は咳を出そうとしているのに、薬は抑えようとする。この咳は別の意味でかなり苦しかった。それでも、苦しいのはこの咳をしているときだけで、それ以外はぜいぜいも少なくなり、元気も回復してきて、昨日の夜は薬飲むのやめた。今日は、やっと(気分的に)回復。咳はまだ出てるけど、もうそんなに苦しくないし、コンピューターを立ち上げる気分になったくらいだから、随分よくなったのだと思う。喘息だったら、ちゃんと治さなきゃ行けないから、また病院行かなきゃかもしれないけど、とりあえずいいや。

いやぁ〜〜〜〜、やっぱり病気はイヤなもんだ。一晩寝れなかった夜は、8時間ほど一人でぜいぜいしながら、これで胆がのどにひっかかったリして呼吸困難に落ち入ると死んのだろうな、と思った。その時にそれくらい危機を感じたという訳じゃなく、たがか呼吸、されど呼吸で、体のどこのパーツにしても当たり前に機能しているときは実感しないけど、正常に動かなくなるとものすごく大切さがわかったということ。そして、ここ数年、サプリも含め、風邪をひいても生姜湯で治すというように全く薬を服用していなかったのだけど、今回どっと飲んでしまい、(そのせいなのか、病気のせいなのかわからないけど)口内炎がたくさん、手にじんましんがでた。本当に病気も薬もイヤだわ。久しぶりに病気して、あらためて健康のありがたさ、身にしみて感じました。

これからインフルエンザもはやる季節です。どんどん寒さもましていくと思いますが、みなさんもお体お気をつけて、病気などしませんように。

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