2010/10/06

妊娠初期 #3 妖精の夢と妊娠とふたごちゃん

これまでの話しは、妊娠から出産までの話をご覧ください。

ムスメパパと一緒になって数日後に妖精がでてくる夢をみた。
私はキッチンから庭を眺めていて、白い妖精と青の妖精がいる。
なんだかとっても楽しそうで、嬉しい、素敵な夢だった。

私は元々あまりスピリチュアルな方じゃない。妖精のこととかも、気にしたこともない。けど、すごく鮮明な夢でなんだかいい気分になる夢だったので、起きてすぐその夢の内容をムスメパパに話したら、「きみ、妊娠したね! しかも双児だ!」と彼は大喜び。いやいや、妊娠してないから、ってどんなに言っても彼は私が妊娠したと言ってきかない。

1ヶ月半後、私は妊娠したことを検査で確認するのだけど、逆算すると、この夢を見たときだとすると、ちょっとだけ早い気がする。私はこの夢から1週間くらいしたある晩に「今、私、妊娠した」って思った瞬間があったから、その時だと思っているのだけど、彼は私が「妖精が2人でてくる夢をみて、双児を妊娠した」って信じてるのでそのうち私もなんかそんな気がしてきた。

妊娠初期にしては、結構おなかが大きい気がして、スペインでお世話になっていたミッドワイフに聞いてみたら、「細い人はおなかが余計に目立つのよ」って言っていたのだけど、彼のおばあさんが双児で、私はいとこに双児がいると知ったら、「あら、じゃぁ、双児かもねぇ」と言う。それを聞いて、彼はさらに私が双児を妊娠したと信じて、スペインでもイギリスの友達にも、私が双児を妊娠したと伝えていた。

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妊娠初期のつわりの時期は、私は食べ悪阻(?)で、これまでよく聞いていた「○○の匂いが、突然嫌な匂いになった」というようなことはなかったし、吐くこともあまりなかった。

逆に食べないと気持ち悪くなるため、外出するときには、キャンディやビスケットを持ち歩いていた。妊娠前からフルーツはよく食べていたけど妊娠してから、とにかくリンゴが食べたくてしょうがなくて、毎日必ず1〜2個のリンゴを食べてた。

私が妊娠してスペインにいたのは、10月〜12月。オレンジの時期で、その夏暑かったので、おいしいオレンジがいろんなところでたわわになり、オレンジのいい香りでいっぱいだった。

おいしい実が多い木とそうでない木や、みずみずしい実の木、すっぱいオレンジの木といろいろあった。そう、お散歩の度にいろんな木からオレンジを頂いてました。。。(人のうちのオレンジをとっちゃうから盗難なんだけど、その地方では妊婦は1日数個までは許される、って聞いた。ウソかもしれないけど。)

もぎたてのオレンジのおいしいこと、おいしいこと。このスペインのおいしいオレンジは、私の妊娠初期の思い出の1つだなぁ。

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妊娠したとき、私はベジタリアン。ミッドワイフに食事は変えた方がいいか相談したら、これまでベジタリアンで健康なのであれば、妊娠してからもそのままベジタリアンでも問題ないと言われ安心。豆類など増やして、なるべくバランスよくなるように気をつけた。

村の八百屋さんの野菜の種類は豊富で、毎週木曜日にあるマーケットでは、近くの大きな街の八百屋さんも数軒きてるから、新鮮がお野菜がいろいろ選べる。

りんご
青りんご
レモン
すいか
バナナ
オレンジ
キウイ

タマネギ
じゃがいも
ズッキーニ
バターナッツ
パプリカ
にんじん
なす

(スペインで彼に「オーベジンのクリームソース、好き?」って聞かれて、「オーベンジンどんな野菜?知らない」って答えたらびっくりされ、八百屋で茄子を指差して「これが aubergine だ」と教えられたときは私がびっくりした。私の中で「茄子」は英語でeggplantだったので、イギリス英語でaubergineというと知らなかった。)


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そんな感じで、スペインで妊娠初期を過ごしていたのだけど、ベィビィをスペインで産むことになるのか、イギリスに行くのか、もしくは日本? 南アフリカっていうこともありえる??? という感じで、数ヶ月先のことすら全然どうなっているか予定がわからないままだった。

つづき:妊娠初期 #4 引越しとホームシック

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