今日はイギリスで初検診に行ったときの話しです。
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まずイギリスの医療制度は、公の機関NHS(National Health Service)と、プライベート(私立)と2種類あります。NHSは日本でいう国民保険 みたいなもので、イギリス市民や永住権を持った人などは無料です。プライベートの病院は、最新の医療設備が整っていたり、 NHSのように待たずにすぐに診察してもらえたりしますが、 保険がきかないので、すごく高いみたいです。
NHSの医療サービスを受けるためには、地域にある Surgery(サージェリー:診療所)のGP(General Practitioner:一般医)に登録しなければなりません。最初にサージェリーという言葉をきいたとき、アメリカ英語だと手術とか外科とか手術室といった意味なので、妊婦は手術室を予約しなければいけないの? ワタシは自宅出産したいのだけど、と思いました(笑)イギリスでは、診療所という意味で使われます。
NHSの小さなサージェリーは、だいたい20、30分の徒歩圏内に1つはあるのではないかと思います。私の住んでいたところの地域にあった小さなスーパー Express TESCO があるところに、薬屋さんとサージェリーもありました。都会の大きなNHSは2週間先くらいの予約しかとれないこともあると聞いていたのですが、田舎の小さなサージェリーだからか、次の日の予約がとれました。
<写真1> サージェリーの受付
日本では診察というとお医者さんですが、イギリスでは通常何事もなければ、(妊婦への)診察はミッドワイフ(助産師さん)のようです。日本のお医者さんから英語の紹介状とこれまでの検査の結果をもらっていたので、それを渡して、一般的な質問(アレルギーの有無、これまでの健康状態など)に答えました。日本の母子手帳をみせたら、「便利ねー」と言っていました。(私の母子手帳は日英両方で書いてあります。)
<写真> 一般のサージェリーだけど、キッズコーナーがあります。
<写真> 母子手帳に今回の記録も書いてもらいました。
どういう風に産みたいか決めてる?と聞かれたので、「自宅出産で、できる限り自然に」と答えると、これまでの私の健康状態もよいし、ベイビィちゃんも逆子じゃないし、「自宅出産できない理由はない」と言われました!
ということで、ミッドワイフが自宅を訪問して、自宅出産できるうちかどうか見にきます。それで問題がなければ、自宅出産のために必要なものなどをミッドワイフに教えてもらいながら、準備します。
日本を出る前に手足に痒みがあって、何が原因かよくわからないので、そのことをいうと、たまに腎臓に問題があるとそういう症状がでることもあるというので腎臓の機能を調べる検査をすることになりました。こういう時はドクターに会うみたい。(腎臓に問題があると、早産の恐れがあるということです。)
この日見てもらったミッドワイフが、私の出産の時も自宅に来てくれるミッドワイフの予定で、今後何か以上があれば直接彼女に連絡とれます。(連絡先を教えてくれました)これで、一安心。何事もなければ、次の検診は2週間後。(この時期、日本では週1回と聞いた気がします。)
初回だったからか、ゆっくり時間を割いてくれて、1時間くらいお話ししたりしながら、診察受けました。
マタニティクラスのことも教えてくれて、近くの町で月に3回のコースで行われているようです。このイギリスでの初検診のときは、出産予定日まで後2ヶ月をきった頃。妊婦生活、これからは「出産」に向けての準備にはいります。
つづき:妊娠後期 #4 ママになる気持ち/水中出産のこと
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