これまでの話は、「妊娠から出産までの話」をどうぞ。スペインで妊娠がわかり、イギリス人のミッドワイフに最初に会いにいったとき、いろいろ話をした後で「妊娠中は妊娠中にしかない楽しみやいいことがあるから、それを思いっきり楽しんで」と言われました。
妊娠中期にはまったのは、オーガニックコットンの生地を買ってきて ミシンや手縫いで、ちくちく、ちくちく。 ベイビィ・グッズを作りながら、生まれてくるコのことを想像しては、にやにや、ほっこり。生まれてきたら、お世話で大変だけど、妊娠中って最大級の幸福な未来を想像して、うっとりできるシアワセな時期。
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ベイビィちゃんが、口にいれてもいいようなモノは絶対にオーガニックコットンで。
オーガニック・コットン手作りの数々 一番下にひいてあるもの:おくるみ。おそろいの帽子とシューズ。がらがらバンビ、きのこのにぎにぎ。
左上:おそろいのきのこのアップリケがあるバッグ。
右下のミトン:これは手作りでなく購入したオーガニック・コットンのミトン
ひつじさんのマント
帽子の内側はオーガニック・コットン
結構かわいい+ やさしい感じの路線にいっている(気がします。)こういうテイストになるとは我ながら思いませんでした。
オーガニック・コットンのベイビィ・ピロー。おくるみ(外側の柄がある布は普通の布で内側のベイビィちゃんにさわる部分がオーガニックコットン)
この普通のコットンの布はイギリスに持っていったので、イギリスでモーゼズバスケット(ベビー用バスケット)のシェードのところにも同じ布をあてて、おそろいっぽくしました。モーゼズバスケットにはいって、おくるみに包まれている生後まもないムスメの写真はこちら。
ママさんバッグ ー どうやら、なんでもたくさんはいる大きなバッグはいくつあってもよいものっぽいので、作ってみる。 バッグの内側に使った生地で、ポーチや携帯電話ケースも作ってみる。ベイビィちゃんのおむつポーチもおそろい。おそろいって大好き。手作りのよさって、好きなモノを好きなサイズで好きなように作れること。
このバッグとおむつポーチは、よく使いました。
ママさんバッグ その2 ー なんかやわらかいベージュ系にちょっと飽きて、黒のものが作りたくなって作成したもの。 ショルダーバッグのタイプのママさんバッグ。デジタルカメラケース。おそろいのポーチ。一番奥にあるA4サイズのバッグは、もらったバッグにおそろいの布でパッチワーク。
これはサイズが中途半端で結局あまり使いませんでした。
妊娠して初めて知ったコトバ その1 スリング ー これは、要するに赤ちゃん抱っこ紐 みたいなもの。これにいれて抱っこすると、ママの心臓の辺りにベイビィちゃんの頭がきて、ママとベイビィちゃんのつながりもぐっと近づく抱っこができるらしい。
イギリスで着物っぽい生地でスリングっていいかも、と思って作ったけど、こうやってみると、なんかお宮参りみたい。使い方むずかしくて、買っても使わない人もいるらしいが、はたして、私は使うのかしら。
このスリングは結局使いませんでした。私はDidymosという兵児帯ドイツ版みたいな一本布の抱っこ紐を使用し、ものすごく使いました。Didymosなしでは、ムスメの0歳時は語れないというくらいDidymosにお世話になりました。
つづき:妊娠中期 #5 出産方法について