その頃、ムスメパパは、よくごはんを作ってくれてました。
私は(当時)ベジタリアンで、あっさりしたものが好き。
彼はお肉大好きでこってりクリーミィなものが好き。
で、2人で食べる物は、お野菜でこってりクリーミィなものとなっていました。
こってりしたものは、ものすごく凝って作って、すごく上手でした。
今日はその一部をご紹介。
まずは、私が一番好きだったメニュー。
Prawn Bisque(テナガエビのビスク)
彼が、故郷(南アフリカのダーバン)に帰ったら、絶対に行くレストランで、絶対食べるメニュー。そこのシェフに作り方を教わったのだそうです。
作るのには、1日以上かかります。お野菜と海老を一晩じっくりゆっくり煮たら、漉して、少しずつクリームをたしていきます。クリームをいれたら、弱火でずっとかき混ぜていなければいけません。
これは、バターナッツスープ。食べたことないと言ったら、信じられない!と言って作ってくれました。バターナッツというお野菜自体食べたことない気がする。今、調べてみたら、ニホンカボチャ(ひょうたん形の黄色い冬カボチャ)と、言うんですって。
これも定番でした。その名も、Midnight pancakes (真夜中のクレープ) 名前の通り、真夜中(12時過ぎ)にしか作ってくれません。こんな甘いもの食べちゃいけな〜〜〜〜〜い、っていう時間なのに、わんさか作ってくれます。最高で2人で13枚平らげたこともあります。写真は、キャラメライズされたバナナが中央においてあります。昼間に作ってと頼んでも作ってくれません。
この不思議なものは、モロッコ風チキン。ゲストを招いてディナーのときに、彼がはりきって作りました。チキンまるまる1羽、塩と小麦粉で包み、低温で長い時間オーブンで焼きます。塩釜焼きみたいなもので、うまみがぎゅっと詰まっています。金槌で割ってあけると、チキンはとろっとろでした。
写真はちょっとボケていますが、モロッコ風チキン。
つけあわせは、ほうれん草とフェタチーズのクリーム煮と、トマトとポテトのグラタン(だったかなぁ?)
これは、デザートを作っているところです。
完成。ものすごく甘いレモンメレンゲクリームパイでした。死ぬ程甘かったけど、ほとんど全部彼が食べました。
これは、トマトソースのお野菜パスタかな?
きましたぁ!!!! ミッドナイト・パンケーキを作っているところ。卵と牛乳と小麦粉だけで(もしかしたら、ひとつまみの塩)、生地のゆるさをみて分量を調整しているようでした。
パンケーキ(クレープ)と一緒に。レモン汁+シュガー。キャラメル(練乳で作ります)、バターやジャムや蜂蜜。果物を砂糖と一緒に炒めてキャラメライズしたものなど。好きなものを好きなだけいれて、食べます。
子供には砂糖とかを夜中に食べさせたくないと私が言っても、彼は気にせず好きなだけ食べさせるタイプだと思います。
これはお食事クレープ。お野菜にクリームソースや、ほうれん草ソースをかけて、チーズたっぷり。トマトソースどっぷりで、オーブンで焼きます。彼のお料理は、むちゃくちゃカロリー高いと思います。でも、彼は痩せてました。
これは、試しに作ってみたピザ。ピザ用の小麦粉を買ってきて、こねて作りました。てづくり〜〜〜〜な感じの味でした。
ピザを食べているところ。
つづき:妊娠初期 #3 妖精の夢と妊娠とふたごちゃん