2010/09/13

ユーラシア大陸の旅 #11

これまでの話しは『ユーラシア大陸の旅』をどうぞ。

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『アルタイ トレッキング + 日食』 #6

昨晩キャンプしたところをベースキャンプにして、数泊泊まります。そこに泊まって、体力に自信がない人や、年配の人、ハードじゃない方がいい人向けの湖に行く日帰りのツアーもありましたが、私は1泊2日で Kolban山への登山ツアーに参加してみました。テント、まき、食料、ねぶくろ、ヨガマットをバックパックに詰めて、出発。


これまでは緑が多かったのですが、徐々に石がごろごろした岩肌になってきました。トレッキングの始めの頃、遠くに見えていた雪が近くになってきました。

小さな黒い点が人影です。どれくらい広いかなんとなく想像できるでしょうか?
氷河が少しずつ山肌を削った跡です。何万年もの昔、ここは氷河で覆われていたんですね。
ベースキャンプを出て数時間ずっと上り道だったのですが、突然下りになりました。
むちゃくちゃ急斜面です。慣れない私は、荷物を下の人に渡して、足の置き場をサポートしてもらいながら降りました。ロッククライミングくらいの勢いでした。
遠くに見えるのは、Akchan 湖。近そうですが、湖のところまで1時間くらいの距離があります。

この辺りでキャンプはります。
大きな岩の上に座って瞑想。大自然の中での瞑想は、気持ちよいです。
なんと、なんと! いくらです。イクラはロシア語なので、ロシア人たちも「いくら」って呼びます。

やばい! ロシアでいくらぁ〜。
これも、かなりスペシャルです。 1人がちょっと離れたところにある雪を飯ごうにいれてとってきました。そこに、ミックスナッツやドライフルーツをいれて、
練乳をかけて、混ぜれば、アイスクリームのできあがり!!!

こんなところで、自然の恵みいっぱいのアイスクリームを食べれるなんて、思いもしなかったから、すごいサプライズ。そして、すごいおいしかった!

これが Kolban Mt. ツアーのメンバー。上半身裸の人の横がワイルドなガイドのおねーさん。一番左のグリーンのシャツの男の子がガイド(見習い)で、ちょっとだけ英語ができます。他の人はほとんど英語わかりません。上半身裸のロシア人は、歩くのも早いし、ガイドの人を手伝って、ロッククライミングみたいなところを降りるのにアシストが必要な人のサポートしたり。雪をとってきたのも、彼でした。

イクラをおつまみに、宴会スタート。もちろん、ウォッカのストレート。飲みます、飲みます。ロシア人、底なし。誰かが歌いだしたら、大合唱が始まり、飲んで歌って、おしゃべりして、夜は更けていくのです。いやぁ、ホント、ロシア人がこんなに陽気だとは思ってもみませんでした。ロシア、来てみてよかった〜〜〜〜。

さて、私がロシアにきた最大の理由である日食の日まで後2日。もうすぐです。

つづき:ユーラシア大陸の旅 #12 『アルタイ トレッキング + 日食』 #7

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