これまでの話しは『ユーラシア大陸の旅』をどうぞ。
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『アルタイ トレッキング + 日食』 #7
Kolban山の麓の湖で一泊。
私はベースキャンプへテントを置いてきて、
寝袋だけしか持ってこなかったので、野宿。
真夏とはいえ、シベリア地方の山の夜は、
さむかった。けれど、寝袋にはいり青空を仰ぐと
満点の星々。星の灯りのもとで地球に寝そべる、
寒かったけど、すごい贅沢な一晩だ。
次の日は、私はKolban山に登るのやめた。
荷物は置いていけるのだけど、ロシア人のペースに
ついていけないと思ったのと、登頂できたとしても
その後ベースキャンプまで帰る体力は残っていない
だろうと思ったから。ちょっと悔しくて、情けなかった。
でも、お気に入りの曲を聴きながら、湖の周りを
散歩したり、湖へ流れ込む滝のところでマイナス
イオンをたくさん浴びてリフレッシュしたり。
登頂した人の写真。
湖がちょこちょこあります。雪もちらほら見えます。
山の向こうは、まだまだずっと山。
ここはシャンバラの都に通ずる入り口があると言われるシベリアのアルタイ山脈。(Kolban山、登りたかったなぁ。。。)
湖の麓にいるのと、山に登って上から見るのは、全然景色が違います。
みんながkolban山登頂から戻ってきたら、陽がくれる前までにベースキャンプへ戻りました。ガケをよじ上り、急斜面を滑り落ちながら、へとへとになりながら戻りました。富士山級の山に登って、降りてきて、ベースキャンプまで帰れる体力と気力があるロシア人、やっぱすごい!!!
つづき:2008年アルタイ山脈で日食を観ようと思ったきっかけになった、私の最初の日食を見たときのニッキ。 <回想録> 皆既日食 2006年3月29日 トルコ