2010/08/17

ユーラシア大陸の旅 #4

サマルカンド (ウズベキスタン)

これまでの話しは『ユーラシア大陸の旅』をどうぞ。

美しいブルーの丸いドーム、びっしりとモザイクが施されたミナール(塔)、三方を50m近い門で囲まれたレギスタン広場は、ずっと眺めていても飽きない美しさ。

空の青さもモザイクのブルーに負けない
くらい済んでいて、気持ちよくなります。
広場の正面からメドレセ群を眺めると
そびえ立つ門の荘厳さと華麗さにうっとり。

美しい空の青を背景に、紺や水色や
蒼や碧など様々な青色のモザイクに
縁取られた建築物。広場の周りには
緑の木々と色とりどりの花が咲き乱れ、
サマルカンドが『青の都』『イスラムの宝石』
などと呼ばれた訳がわかります。

門から中に入ると、中庭を囲むように
四方に2階建ての建物があり、中庭には
オアシスらしく木々が木陰をつくり、
人々はベンチに座り話したり、
バッキャモンをしたりしています。

サマルカンドへ来る前までは、勝手に
砂漠の中にぽつんとこの建物があるのかと
想像していたのですが、実際のサマルカンドは
緑と花と噴水が溢れるとても自然豊かな街。

夜になるとレギスタン広場も
グルエミール廟もライトアップされ、
昼間とは違う美しさを楽しめます。

サマルカンドでは、ロシア系のウズベキスタン人と仲良く
なって、一緒にいろんなところに連れていってもらったりしました。

なんと、おうちにもお邪魔して、お母さんの手作りのボルシチ(ロシアの
代表的なスープ。実はウクライナのものらしく、ウクライナ 出身の
お母さんが作ったボルシチはかなり本物???) 食べたり、おばあさんと
言葉通じないけど会話してみて 心通わせてみたりと、ウズベキスタン人の
家庭訪問はかなり 楽しめました。

夜は若者が集うようなところで一杯飲んだり、お散歩したり。

最後は空港まで見送りにきてくれました。(それがロシアの伝統なのだそう)

旅先の印象は、そこで出会った人によるところが大きい。
サマルカンドは彼らのおかけで、とてもよい思い出の地となりました。



***

つづき:ユーラシア大陸の旅 #5 『ノボシビルスク (ロシア)』


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