2011/02/17

自然派育児と病院と薬について

ムスメはだいぶよくなってきました。心配、応援ありがとうございました。今日は、ワタシが病院や薬とどうつきあっているのか書こうと思います。

自然派育児と一言でいっても、完全母乳じゃない人もいるし、布オムツじゃない人もいるし、ベジタリアン、ビーガン、マクロビ、ローフードなど食生活の違い、ホメオパシーなどの代替医療、漢方、西洋医学のどれをメインにしているのかなど千差万別です。

ワタシは予防接種はなるべく打たない、薬はなるべく飲まない方がいいと思っています。自分の治癒力だけで治せるならそれが一番だと思っています。そのために治癒力の高い、抵抗力の高い体になるように食事に気を使っています。でもだからといって、病院や薬を否定している訳ではなく、風邪なのかどうかの判断は素人のワタシが勝手にするものではないと思っています。だから、熱などがある場合は、病院へいって診察してもらいます。お医者さんに風邪だと言われたら、お薬はもらうけどあまり飲みません。(ひどくなりそうなら1回、2回飲むことはあります。) 

こういうワタシの病院や薬に対する考え方は、私のおじいさんの影響が大きいと思います。ワタシの祖父は、古いタイプのお医者さんで、ベートーベンがむっつり顔で口をへの字にして、白衣をきて、髪を白髪だとしたら?という感じの風貌で、偏屈物の頑固者の医者でした。今いうならレトロといえるとても昭和な感じの病院を開業していました。

病院は木造の2階建てで、入院患者さんのための病室は畳に押し入れがあるお部屋におふとん。院内で処方するお薬は、ガラス瓶にはいっていて、天秤で計って陶器のすり鉢ですって調合して、紙で1つずつ紙を折って包んでいました。その薬がはいった紙包みをいれた薬袋は可能な限り何度も使っていました。

そのおじいさんの医者としての考え方は、ワタシの母を通じてワタシの中に深く刻み込まれています。まず、風邪などの病気の場合、基本『寝てれば治る』。母が幼いワタシが病気になったとき、母のお父さんであるおじいさんのところに連れて行って風邪だった場合、言われるのはひとつ『寝てれば治る』 それは、第一に休息をとるということ、第二にまずは自分の力で治すということ。

それから熱がでている時は、40℃以上の高熱が3日以上続くような場合以外、熱は出させること。熱が出るということは、熱が出る理由があり、熱をだして体の中の菌をやっつけようとしているのだから、ヘタに下げようとするのではなく、だしきってしまえば治る、と。これは何もしなくていいというのではなく、汗をたくさんかけばすぐに着替えること、それから脱水症状にならないように水分補給をしっかりできるように気をつけてあげること。その上で、熱を出し切る。

もし40℃以上の高熱がつづくと菌を殺す以外に本人の体も弱るので、3日以上つづいたらすぐにお医者さんにみせること。(これは、もちろんケースバイケースで、40℃が3日つづくと即危険という訳ではなく、また熱以外に嘔吐、下痢などがひどいと3日も待たずに病院にいった方がいいこともあります。)

ムスメのかかり医は、熱に関しては子供の場合は発熱から4日経つと必ず血液検査(CRP)をするそうです。それは、子供の場合は元気そうなどの見かけだけでは判断できない炎症が体の中で起きている場合があり、子供は状態が急変するので炎症の具合がどうか必ず調べるのだそうです。4日目くらいで炎症の反応が低い場合、熱がつづいたとしてもあまり心配することはないけれど、熱が6日から7日続いてしまうと、7日目から8日目にまた熱があがって容態が急変することが経験上わかっているのでそうなる前に点滴をうって、弱っている体をサポートするそうです。

それからその病院では解熱剤をださないという理由を説明されました。例えば解熱剤であるボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)をインフルエンザで高熱のときに処方するお医者さんがいるそうですが、これは小児への使用は厚生省でも禁止しているし、メーカーもそういう注意をしているのに、未熟なお医者さんで使っている人などいるそうです。子供に使うと、死亡するケースも結構(神戸にある薬害・医療被害情報センターには「風邪やインフルエンザの子供に医師からもらった解熱剤を飲ませたら急死した」という相談が毎年5件ほどあったらしい。とにかく、メフェナム酸、ジクロフェナクナトリウムという解熱剤の2つはかえってインフルエンザ脳症になるから、特に子供は使わない方がいい、ということです。

厚生省のインフルエンザによる発熱に対して使用する解熱剤について

ちなみにムスメのかかり医は、予防接種推進派で、ワタシが打たせていないことを(多分不満を持たれていると思いますが)非難したり受けるように強制したりされません。母親の勘で高熱があったというのも体温計で測っていないと、熱があったと認めてもらえないし、お薬もちゃんと飲まないとダメだという考え方です。そういう違いはあっても、ワタシはこの先生だと安心してムスメを看てもらえます。どういう検査をするのか、なぜ必要なのか、それはどういうことなのか、こういったことをものすごく丁寧にわかりやすく説明してくれます。

話しは本題からちょっと外れてしまいましたが、ワタシはなるべく自然のままで、という子育て方針ではあります。でもお医者さんともお薬とも上手につきあって、必要最低限ですむようにできればなと思っています。



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2011/02/16

熱がつづいています

今日は、3月なみのお天気で、とてもぽかぽか暖かく青空の綺麗な日だったのですが、ムスメは日曜の夜中から高熱だったり、微熱だったりしながら、熱がつづいています。

月曜日に病院にいって風邪だと診断されたのですが、熱がつづけばまたきてください、とのことだったので本日また病院へ行ってきました。

いつも患者さんが多い小児科ですが、インフルエンザがはやっているみたいで、いつも以上に混んでいました。


熱がつづいていたり、感染症の疑いがある症状の場合は、他のコドモたちにうつさなさないように車で待機となります。(写真:待機中にうたた寝するムスメ)

前にもちょっと書きましたが、うちのムスメはあまり寝ません。病気のときくらい寝ればいいのに、なぜかやっぱりあまり寝ません。普段は全くママっ子ではないのに、今回びっくりするくらいワタシがいないとダメです。明け方に一番熱が高くなり昨日も今朝も40℃くらいありました。(体温計が40.0℃となったのを見たのはじめて?久しぶり?です。)

インフルエンザの検査とCRP(炎症反応:菌、炎症の多さで病気の強さの程度をみる検査)されました。結果、インフルエンザでもなく炎症の度合いもすごーく低くて、今のところだいじょうぶだということです。

いつもはものすごく食べるムスメも昨日はフルーツしか食べれず、(それでも見たモノは一応食べようとする。口にいれて変な感じがするらしく、吐き出す)お昼寝もあまりせず、夜は30分〜1時間置きに泣いて起きて、ぐっすり寝ていないのに、体の菌をやっつけてるムスメのからだ。アフリカ育ちの父親ゆずりの強さなのかな? たまには熱をだして体の解毒するのも、悪いことではありません。がんばって病原菌と戦って、抵抗力のレベルアップよ! さいわい、ムスメのかかりつけのお医者さんは解熱剤に反対派で、解熱剤を処方されません。(もちろん病気をやっつける処置やお薬は処方されます。) CRPの数値が低かったので後数日様子をみることになりました。

がんばれ、ムスメ! マミーは何もしてあげれないけど、いつでも側にいるし、がんばって病原菌を戦っているムスメへ愛情パワーでサポートしてるからね。

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本当は今日はワタシは渡辺陽一さんの講演を聞きに行く予定だったのに、やむなく断念。前から楽しみにしていたので、残念。

2011/02/14

木製おままごとキッチン

去年からムスメの2歳のお誕生日にはおままごとキッチンを買ってあげようと思っていました(ホントに欲しいのはワタシ?) 2歳の誕生日までまだまだあるのに、最近児童館でよくおままごとキッチンで遊んでいるのをみて、フライング。

いろんなものをみて、このフレンチ・アンティークな感じの木製のハンドメイドのものに決定。昨日到着しました! かわいい。かわいすぎる〜〜〜〜。こうなると、お野菜とか果物とかお鍋とかフライパンとかお皿とか調理用品などのおままごとグッズも、いろいろ欲しくなってしまいます。(やっぱり欲しいのはワタシ?)

調理器具も最初は木製のものにしようと思っていたのですが、オトナのものと似ているステンレスのものがいいかな...なんて、いろいろ迷って選ぶのも楽しいです。エプロンとか鍋つかみ、作ってあげよ〜♥ 

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2011/02/13

今週のムスメごはん #6

11ヶ月から離乳食をはじめて8ヶ月。
とにかくよく食べるし、何でも食べるし、アレルギーもなくて、ごはんに関しては全く悩みがなかったのですが、最近ちょっと食べず嫌いしたり、食べ方にムラがあったり。食べたくなくても、必ずちょっとは我慢して食べたりしているようで、ムスメなりの思いやりなのかなぁ?


豆乳味噌煮込みうどん

野菜、お賦、うどんをちょっぴり味噌をたした豆乳で煮た。


ごはん/野菜スープ

サラダスパの取り分け(マヨ少量)

お焼き(ごはん+れんこん:冷凍していたもの)

焼き魚(取り分け)



ちらし寿司(酢飯はお酢の代わりにヨーグルト少々を混ぜるとマイルドな酢飯になります。)錦糸卵、にんじん、きゅうり、のり。

豆腐+ひじき+かつおぶし

野菜スープ


野菜納豆ごはん(炒めた野菜<白菜、もやし、しめじ、にんじんなど>をみじん切りにして、納豆と混ぜて、のりをかける。)納豆好きなムスメはぺろり。

納豆好きなで、野菜を食べてくれないコドモにとってもおすすめ! 簡単だし、栄養満点だし。


蒸し野菜ディナー。(オトナと同じもの:蒸しただけのお野菜。そのままじゃやっぱりあまり食べなかったので、結局昨日と同じように納豆と混ぜ混ぜにしました。)

カリフラワー+豆乳スープ

ごはん




白身魚フライ(鱈を茹でて、パン粉+粉チーズをまぶしてトースターで焼く)

ポテト、にんじん、きのこ

ツナ、野菜のみじん切りをとろけるチーズであえたもの

野菜スープ
きのこのチーズリゾット トマトときゅうり添え

ちょっとのバターにちょっとのニンニクできのこと野菜を炒めて、ごはんをたして、とろけるチーズを最後にまぶして炒める。

ニンニクは1かけみじん切りにしてオリーブ油で炒めたものを冷蔵庫で保管して、数粒ずつ使っています。

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2011/02/12

サンクトペテルブルグ散策

ユーラシア大陸の旅 22 サンクトペテルブルグ 6

ロシアの旅の回想、続けます。
これまでの話しは『ユーラシア大陸の旅』をどうぞ。

***

ロシアは本当にいい意味で想像とは違っていました。サンクトペテルブルグはさすがにロシアのヨーロッパ側の玄関といった感じで、洗練されていて美しい街でした。



ロシアの景気が抜群にいい時だったからか、たくさんの建物が修復工事中でした。


お天気にも恵まれて、気持ちのよい散策ができました。


街路樹もステキ〜

エルミタージュ宮殿

宮殿はネヴァ川沿いにあります。そのネヴァ川にかかっている橋から眺めた宮殿。

ネヴァ川、広い川です。

橋には現代アート的なオブジェもありました。

対岸から宮殿をみると、こんな感じです。

対岸にはペトロパブロフスク要塞。

要塞の中にある聖堂。鐘の音がとてもキレイでした。この要塞はものすごく観光客やのんびりする市民で賑やかでした。

要塞の入り口。2つの龍の頭を持った鳥(?)の紋章、かっこいい!

対岸からまた市の中心に別の橋から戻ってくる途中でみたモスク。イスラム教の寺院もあるんだね。

裏通り。この先の中には小さな個人経営っぽいお店がたくさんありました。今時のセレクトショップっぽいお店などもあって、きっとペテルブルグの若者はこの辺に買い物にくるんじゃないかと思いました。


こういう看板をみると、ロシアだ〜っていう気がします(笑)


ここを抜けると...

宮殿広場。ペテルブルグの中心地です。



次はロシアを出ます。つづき ユーラシア大陸の旅 23 バルト三国 エストニアの首都 世界遺産タリン


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溢れるアメリカ資本企業 in Russia

ユーラシア大陸の旅 21 サンクトペテルブルグ 5

しばらく書いていませんでしたが、久しぶりに旅の回想録です。
これまでの話しは『ユーラシア大陸の旅』をどうぞ。

***

ロシアって、もっと暗くて地味なイメージでしたが、想像したよりもずっとヨーロッパ的でした。


そして、びっくりするくらいアメリカ資本の企業が進出しています。日本以上にあるんじゃないかという感じでした。これは、アメリカ西海岸にあるバーガーのチェーン店。なんだか若者に人気な様子。ロシアじゃアメリカのものってオシャレなのかなぁ。

ここは映画館。外国の映画も上演しているようです。



これは北野監督の映画。これを見たのは2008年夏ですが、なんの映画だろうなぁ。



これはジュリアロバーツとウィレムデフォーが見えます。アメリカの映画ですね。




マクドナルドを探すのはとっても簡単。サンクトペテルブルグにも何店舗もありました。


メニューです。




マクドナルドってキリル文字で書いてあるんですよね〜。当たり前だけど。


こちらはシティバンク。


ピザのパパジョン。フロリダ時代によく食べていたので、懐かしくなって、ロシアで食べてみました。。。


サブウェイ!


右にはパイオニア、左にはフィリップスなどアメリカ以外の企業もたくさん。


映っているのはワタシですが、8月なのにセーター着ています。








このチキンは、はじめてみた。でも、KFCって書いてある〜。最初ニセモノかと思ったけど、中国とは違ってホンモノなんです。


ね、ホンモノでしょ?



つづき ユーラシア大陸の旅 22 サンクトペテルブルグ 6 「サンクトペテルブルグ散策」

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