2011/01/05

ムスメの要求

ムスメは、ハミガキが大好き。
正確にいうと、ハミガキコ。

ムスメのハミガキコは、WELEDA のもの。ムスメにとって、最初の味がこのハミガキコだったからか、このハミガキコの味がとにかく大好き。(離乳食を始めるより前にハミガキ始めた)

どんなに機嫌が悪いときでも、このハミガキコを持たせると、ずっと手放さず持っている。1日中でも持っている。おかげで、チューブがちょっと破けて中身がでてきてしまった。なので、このハミガキコは持たせられないことになった。でも、その事情、ムスメには通用しない。というか、わからない。

ハミガキコを見てしまうと、「欲しい〜〜〜」攻撃が始まる。しかも、最近、ちょっとコミュニケーションとれるようになってきた。まず、ワタシに「どーじょ(どーぞ:ちょうだいのつもり)」と言いながら、両手を重ねて差し出す。かわいいけど、あげれない。ちょうだいしても、ワタシにもらえないとわかると、今度は「だっこ」という。知恵がついてきたので、高くて手の届かないところにあるものは、抱っこしてもらって、自分で手を伸ばして取るということを覚えた。抱っこしてもらって、取ろうなんてこと、ワタシにはお見通しなので、抱っこしてあげるけど、ハミガキコの近くには行かない。すると、ものすごく泣き出す。

歯ブラシをもって、ワタシに目で訴えて「ハミガキコ ちょ〜〜〜〜〜だいっ」と泣き叫ぶ。大粒の涙を流して、泣く。「ど〜じょ」「だっこ」「ゔゔゔゔゔっ」「あぁぁぁぁ」「#$%^&$%^」言えるだけのことを言って、訴える。

ごめん、ムスメよ。マミーは、何が欲しいかわかっているのだけど、伝わっているのだけど、ハミガキコはあげれないのよ。。。

ムスメの必死な様子は、まるでこの世の終わりでもきたかのように真剣。あまりの真剣さに、ワタシは悪いと思いつつ、笑ってしまう。(ついでに真剣な眼差しのムスメの正面に座って、泣いているムスメの写真を撮ったりしている。)「ど〜〜〜〜〜〜〜〜じょ」「だぁぁぁぁぁっこぉ!」

「あのね、このハミガキコ、こわれてるから、中身でちゃうから、あげれないの。ごめんね。」「どぉぉぉぉぉぉぉ〜じょぉぉぉぉっ!!!!」「中身でちゃうと、その辺全部ハミガキコだらけで、べたべたになっちゃうでしょ? だからあげれないの、ごめんね」「だぁぁぁぁぁぁぁぁ〜っこぉ!!!!!!!」

抱っこというので、抱っこしたら、「ちぃ、ちぃ、ちぃ(ちがう)」と、さらに泣かれてしまった。

「ゔゔゔゔっゔゔぅ〜〜〜〜っ」

そんなにハミガキコが欲しいのね。ごめんね、あげれなくて。中身がなくなったら、思う存分持たせてあげるからね。(いらないかもしれないけど)

ムスメのいいところは、結構あっさりしているところ。5分くらい泣いた後、炊飯器発見。(新しく買い替えたので、古いのを冷蔵庫の横に置いていた)押すと、フタが開く。お、たのしいかも、と炊飯器のフタの開け閉めへといそしむのでした。

その間に、マミーはこっそり歯ブラシを隠します。(歯ブラシを見ると、ハミガキコのことを思い出すから。)3歳くらいまでは、なるべく要求は(わがままであっても)聞いてあげたいと思っていても、現実的にはなかなかそうはいきません。代わりといってはなんですが、その後炊飯器でたくさん一緒に遊んであげました。

あげれないものは手に届くところにおかない、見せないように気をつけているけど、ハミガキコは歯ブラシを見ると思い出すみたいなので、これからどうしましょう。。。。

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