2011/05/05

ナチュラルでアートな田舎の村の催し

昨日は、毎年ゴールデンウィークに開催されるある地域の催しに行ってきました。今年で13回目だそうで、4日間開催されます。海と山と川にめぐまれた自然豊かなこの村での暮らし、生産、創作、趣味の場を解放して交流する催しです。普段は訪ねることのできない画家のおうちなどに行くことができます。

そこに行くのに遠回りの道にはいってしまいました。その道中で見つけたステキなバス停。本当にトトロがでてきそう〜〜〜。


その近くには、ちょっと見えづらいですが、たくさんの鯉のぼりが川の上の風にゆらゆら泳いでいます。その間の垂れ幕には「がんばれ!日本」とありました。それをみて、なんだか胸が熱くなりました。たまには回り道もいいもんです。

催しは焼き物、絵のギャラリー、臨時の雑貨屋、作務衣のお店、クラフト工房、大学の環境学科の研究室の農園、お花屋さん、リサイクル品で作られた工房、木工のワークショップ、有機栽培のお野菜の畑(欲しい野菜を自分で収穫できる!)など全部で30の催しものが開催されています。

私はまずお友達のお店にいきました。



地元の素材をふんだんに使ったおにぎり。たけのこごはんのおむすびは、いりこのふりかけをたくさんかけて、ムスメが食べました。私は緑のふりかけのおにぎりと、キッシュを食べました。キッシュはちょうど焼きたてで、ものすごくおいしかったのに、写真を撮り忘れてしまいました。

そこのおうちの縁側。


次はかわいい絵を描くアーティストさんのおうちへ。囲炉裏の向こうに絵が飾ってあるのが見えますか?


この方のおうちも昔の古いおうちをそのまま活かしてあり、さらに高台にあるので景色もすばらしくて、ついつい長居してしまいました。


そこで頂いたブラウニー。ブラウニーは私。バナナはムスメ。


このコーヒー、コーヒー豆を一杯ずつ分ミルでひいて、丁寧に入れられるので、とてもおいしかったです。


手作りのものや、リサイクル品を加工したものや、なんやかんやいろんなものがどっさりある築150年のおうちの主のおじいさんもおもしろい人でした。

ムスメはこの木でできたおもちゃ(木のボールがころころ螺旋状に転がっていく際に心地よいせせらぎのような音がする)にはまって、このおもちゃの向こうにちらりとみえる木馬にはまり、ここが一番楽しかったようです。


水琴窟。

「水琴窟(すいきんくつ)は、日本庭園の装飾の一つで、手水鉢の近くの地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けで、手水鉢の排水を処理する機能をもつ(ウィキペディア「水琴窟」より)」らしいのですが、このおうちのは水壷がスピーカーみたいになっていて、アンビエントな曲がこの壷経由で響いていて、壷の上の穴のところへ耳をもっていくと、壷の中で音が響いているのがわかります。



おじいさんのお手製のスピーカーなんだと思います。このおうち外からみると、不要品みたいなのがたくさん積まれていて、不思議な空間です。今回はじめておうちの中にお邪魔して、外の不思議さに負けない家の中とおじいさんがいることが判明しました。定年まで働いていたのは、全くクリエイティブな職業ではなく、仕事をやめてから趣味でいろいろ作るようになったのだそうです。


最後はもう一度お友達のお店に戻って、おしまい。他にもたくさん行きたいところはあったのですが、結局3カ所しか回れませんでした。どこもゆったりとした時間が流れていて、ついつい長居してしまいました。

ムスメが座っている椅子は、木工のワークショップをされている方の手作りの椅子。

今度は催しがないときに、またゆっくり遊びにきたいです。

いつからか、photochopで画像をコピペすると写真の縁がぼんやりとぼやける設定になってしまいました。ワタシがどこかをさわってしまったからなのでしょうが、いつどうしてなったのか全くわからず。。。イヤではないけど、くっきりした縁取りを選べず、ちょっぴり困っています。。。



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