Noosaに戻ったときには暗くなっていて、お店はしまっていたので、Noosa で一泊して次の朝お店に行きましたが、財布はありませんでした。でも、まぁ、ビザあればなんとかなるし、最悪といっても怪我や病気などでもないし、お金やカードといった物質的なものだけなので、すっぱりあきらめました。
それよりも、私はこういう最悪の状態のときに、お互いに責任転嫁したり、ののしりあったり、現実逃避したりしなくてよかった。こういうときに余裕がなくなって、イライラしたり、相手にあたったりする人もいると思いますが、彼がそういう人じゃなくてよかった。冷静に怒ることなく状況を判断しよう、行動しようとしてくれる人だとわかってよかった、と思いました。
この件があったおかげで、より彼を知ることができたし、より絆が深くなって気がします。
そして、まる1日無駄にしたけど、無理してでも1770に行きたい、と私がお願いしました。その後、2日か3日ずっと運転し続ける旅程になるけど、財布なくしてお互いにカードとめたり、ちょっと落ち込んだ気持ちをあげるためというのもあったし、何より旅も終盤となり、私的に旅の最後のしめくくりが欲しかったのです。
前回のオーストラリアの旅では、「グレートバリアリーフの島」だったように、「よし、この旅、もう思い残すものはない」って最後に思えるところに行きたかったのです。で、1770は、きっとそいうい場になるっていう予感がしたました。
そして。。。。
1770は、すごい思い出の場所となりました。今回の彼とのロードトリップ、いろんなところにいって、いろんな思い出ができたけど、1770は特別なところ、だと思う。
私は夕陽が大好きなのですが、オーストラリア東海岸では海に沈む夕陽がみれないとがっかりしていたのですが、ここでは(厳密には海に沈みませんが)ビーチで海が見える方向に沈む夕陽が見られます。感動的でした。
泊まった森の中のコテージ。
4週間お世話になった車。Nissan X-tralil。
指定したレンタカーじゃなかったけど、数週間乗っていると愛着がわいてきて、一緒に車買うときこの車種にしようか、なんて話も。