2013/03/24

久々のレンアイ being in a relationship

ムスメが寝てから、彼とおしゃべりしていたときのこと。

それまで自分の気持ちを詳細に説明することのなかった彼が、がっつりと私たちの関係をどう思っているか、私のことどう思っているか話しだした。

「知ってる? 俺はいい歳して、1日中君がいつキスしてくれるか、って考えている。ただひとつのキスを、8時間待つなんて。。。俺はかなり君のことが好きに違いない。」

おおっ。
こんな彼の気持ちをきいて、ドギマギしてしまいました。

なんというか、私はそんなこと、考えてもいなかった。。。かも。

いや、彼とキスしたいとは思うけど、1日中子供を相手にしていると、そんな色めいた気持ちにならないというか

しばらくレンアイなんてしてなかったから、すっかりロマンスのスイッチをオフにしたままで、そういうことに気が回らなくなってしまっているみたい。

幸い、彼はムスメの気持ちをとても尊重してくれるので、ムスメの目の前で絶対にいちゃいちゃしません。そういう彼の態度をとてもありがたく思ってはいたけど、もしかしたら当たり前だと思いすぎて、彼の思いやりを、彼の気持ちをおろそかにしていたかも、と考えさせられました。

なんか、母親業が板につきすぎて、レンアイの仕方忘れちゃってたっぽい。




そして、私達との状況を「ちょっと、いや、かなり怖いかも」という。

(はじまったばかりの、本来はらぶらぶ期間にもかかわらず)コドモが1人いるだけで、俺たちには、ほとんどプライバシーがない。(2人きりになれる時間がない)

君にコドモがいなきゃいいなんて思わない。思うのなら、最初っから君を選ばない。途中でとっくに逃げ出してる。でも、頭でわかっているのと、現実は違うんだよね。

これは、ワタシはなんと返していいかわからなかった。




さらに、「君が俺のこと好きだっていうのはわかるけど、恋にはおちてないでしょ?」と。

「俺は恋愛するなら、子供がいても、家族になっても、パートナーに恋していたい。もし君が、俺がムーちゃんにとっていい父親になりそうだから俺といるのだったら、俺を手放してほしい。俺はそういうのは、嫌だ。」

そうよね、そりゃ、そうだわ。
ごもっともだと思います。

言われてみて、あれ?どうだっけ? 確かに彼はムスメにとってすごくいい父親になりそう、って思ってたけど、ムスメ抜きにして、本当に私は彼のことが好きかしら? と自問自答してみた。もちろん人としては好き。話もあうし、一緒にいて居心地いいし。彼のライフスタイルも、容姿も好き。雰囲気も好き。

キスしたいと思うんだから、男として好きなんだろう、とは思うけど、彼のどこに男としての魅力を感じるのか、父親候補としての彼だけではなく、彼自身を私がどう思うのか、という観点で彼のこと、みてみようと思った。


そして、もう少し、「彼との時間」「彼の気持ち」っていうのを気にしてみようって思った。

彼は決して、ムスメとはりあおうとは思っていない。ムスメから私と取ろうなんても思っていない。多分きっとムスメと遊んでいるさなかにも、ちょっとした瞬間、ちょっとした合間に、(ある意味ムスメの目を盗んで?)キスをする、というような心遣いが欲しいってこと。

こうやって、ママでも、レンアイがはじまったのだから、「ママ」と「女」をちゃんと両立させられるようにしたいなぁと思った。




ワタシは、ムスメが生まれるまで、あんなに恋愛至上主義だったのに、
恋にまっしぐらだったのに、人って変わるのね、と我ながらびっくりしてしまった。
変わってママになったワタシの、(できることなら最後の)レンアイ。大切に育もう。




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