2011/11/07

2歳4ヶ月 28months

魔の2歳児は「イヤイヤ期」とも呼ばれますが、ムスメは「イヤっ!」というのはあまり言いません。その代わり、この間までは「きらいっ」と言っていました。それが先月から突然「ノォ!」つまり「Nooooooo!」 ムスメが欲しくないものや、欲しいものと違うものをあげようとしたときや、して欲しくないことをしようとしたときなど、Noの使い方としてとても適切なときに幅広く、突然使うようになりました。私はムスメには(名詞の単純な単語を少し以外)英語で話しません。なのに、NO! とは。。。 「No」と言うのは、ムスメの周りではSちゃんだけ。Sちゃんはおっとりした優しい子なので、そんなに No を連呼しているとは思えないのですが、ムスメはSちゃん大好きなので、Sちゃんの言う事を真似しちゃうのだと思います。私は九州弁話さないのに、週に2、3回行く保育園ですっかり九州弁になってるし(笑)

最近、私が何か言うとムスメが「ん?」と聞き返します。よく聞き取れなかったかなと思って繰り返していたのですが、そのうちムスメは明らかにわかっているのに「ん?」と言っていることに気づきました。それで、あぁ、コミュニケーションの一部なのかなと思っていました。ある日、ムスメを保育園に迎えに行って、今日はどんなことをしたの?という会話をしていました。その時にムスメが何か言ったのですが、車を運転していたので、うまく聞き取れなくて、「ん?」と聞き返して、はっとしました。ムスメが「ん?」と言うのは、私の真似だったのだと。

それから、ムスメが言うことを気をつけて、気づいた「私がムスメによく言うことで、ムスメが真似しているコトバ」は、人の横を通るときに「ちょっと ごめんねぇ」と「ありがと、は?」です。こうやって、ムスメが鏡となって、私のことを気づかされることが、これから増えるんだろうなぁと思いました。小学生のコドモを持つ友人が言っていました。「そのうち、自分が似て欲しくないところ(しかも真似されて始めてわかる自分の嫌なところ)をコドモがやるようになるよ」って。コソダテ、奥が深いです。




<「イヤイヤ期」あらため「ノォノォ期」>
このところのムスメの「ノォノォ度」は、「NO」とは言うのですが闇雲に言うのではなく、自己表現としての「No」であり、ノォノォ期のピークは先月だったのかな、と思っています。

ただ、何を言ってもダメになるくらいびっくりするくらいの拒絶というのが2回ありました。原因はなんだったか忘れたくらい些細なことだったのに、そして通常だったらちょっと拒絶して終わりというくらいのことなのに、何もかもダメになって泣き叫び、ムスメ自身もなんで泣いているのかわからない状態になりました。ムスメの「人にされたくない(自発的に自分からしたい)」という性格なのか、これが本当の「イヤイヤ」の通過事例なのかわかりませんが、怒り(反抗心?)爆発という感じで、あっさりした性格だと思っていたので、すごいびっくりしました。幸い、続けて数日の間に2回あっただけで、おさまりました。この爆発がなければ、「ノォノォ期」は終わったと言うところですが、まだまだ何かくるのでしょうか。




<身体的成長>
よく行くパークのポールをよじ登る遊具に突然挑戦し、突然できるようになりました(そのときのニッキ)。保育園でも網をよじ登って行ったり、丸太の吊り橋を何度も練習して、すぐにできるようになったそうです。これまでやろうとしなかったことも、自ら挑戦しようとします。できないとできないで何度もやって練習するし、できるととっても嬉しいそうにまたやります。コドモのこういうチャレンジ精神って、親として誇らしくもあるし、人として見習わなきゃいけないなとも思いました。




<知的成長>
これまで1ピースのパズルではよく遊んでいたのですが、12ピースのパズルを見つけたので、ムスメのオモチャ箱にいれていたら、早速遊びだしてすぐにできるようになりました(そのときのニッキ)。これもアスレチック遊具と同様に、何度も何度も繰り返しやります。30分くらい同じことを集中してやれるようになりました。

その後、12ピースのパズルはあっと言う間にできるようになったので、ちょっと難しいかなと思いつつも29ピースのパズルを2、3日前にあげたら、これもほとんどできるようになりました。12ピースのパズルを最初にやりだしたときは、パズルのピースの出っぱっているところを(色や形関係なく)あてはめていたのですが、29ピースのパズルをやりだした今ではハッキリと絵をみてあわせることも増えてきました。後はピースの場所を覚えてはめています。

私がカードに描いてある絵(アンパンマンとかバナナとか)を言って、ムスメがそれを「はい」と取る遊びも大好きです。最初はムスメだけがカードをとっていたのですが、「カメさん どこ?」と自分がカードの絵を言うようになりました。自分がカードの絵を言い始めたときは、全部自分で取っていたのですが、そのうちどこにあるのかわかっていても「マミー カメさん どこにある?」と私に取らせるようにもなりました。

はさみの使い方がヘタです。教えようとしても、嫌がります。




<生活習慣/態度など>
カード遊びの例でもわかるように、これまで成り立っていなかった「人との関わり方」というのを、観察して、試してみているようです。

一時期、人を叩くようになって、(私は手をあげたりしないので)本当にびっくりして心配したのですが、今では保育園で自分より小さい子には、おもちゃを持ってきて渡したりしてあげれるそうです。

「かしてください」「どうぞ」というのを、なるべくおうちでもやるようにしていたのですが、保育園でもちゃんと「かして〜」と頼んだり、貸してもらうまで「じゅんばんばん」と言って、お利口に待っていれるらしい! こういうのを保育園の先生から聞くと、保育園に行かせてよかった〜と思います。(ムスメの保育園はすごく少人数のコドモを2人の先生が見てくれるので、すごく丁寧に保育園での様子を教えてもらえます。)

コドモってコドモが大好きなので、外出したときにコドモがいるとすごくじーっと見たりしていたのですが、自分から何かしたり、相手のコドモが何かをしても(きっと興味はあっても)それに反応することはありませんでした。これまで保育園でもムスメより大きな子たちがお外で遊んでいるのをとても興味深そうに見ていても、中にはいっていくことはなかったそうなのですが、最近は一緒に遊んでいるそうです。(私が保育園に迎えにいったときも、2人乗りの三輪車に年長さんくらいの女の子と乗っていて、見ていてとても微笑ましくなりました。)

お洋服、靴下、靴などなんとなく自分で履けます。ボタンがけも2、3ヶ月前から自分でやり始めたのですが(毎回ではなく気がむくと、時間はかかるけど)上手にできるようになってきました。




<食べているモノ>
お肉を数回少しだけあげました。「おいしい」とは言っていましたが、それ以上欲しいともいいませんでした。相変わらず、よく食べます。野菜もなんでも好き嫌いなく食べます。いつも食べ物のことを言っています(笑)




<話すコトバ>
ムスメに「それ、マミーに貸してくれる?」と聞くと、オウム返しで「かしてくれる」と言ってモノを渡してくれていたのですが、それが「かしてあげる」と言えるようになりました。さらに「これ、もらって。ムーがあげるから。」とも言えます。こんな感じの成長が毎日いくつもいくつもあって、ムスメの日本語(と、九州弁)は、ものすごいスピードで発達していて、記録がついていきません。。。

「小さい頃は耳がいいから、外国語の発音もすぐ言えるようになる」と聞いていたし、信じていたのですが、ムスメの英単語はすでに明らかに日本語訛りです。例えば、クマのプーさんのお友達の「ティガー」の「ティ」が言えなくて「チガー」と言います。子音で終わる単語も、母音をつけたような発音で、(例えば、ピグレットはピグレー(ット)と最後のTの発音は強調されないのですが、)カタカナ発音の言い方をします。

言語のベースを作る幼少期は、機会に恵まれれば外国語も習得できる時期です。ただ、2カ国語以上に触れる場合、原則として1人1言語(つまり父は英語のみ、母は日本語のみ、お友達はフランス語のみ、シッターさんはスペイン語のみで4カ国語はだいじょうぶだけど、母親のみが日本語と英語の2カ国語を話すのはダメ)が基本だと聞きました。まだ外国語や母国語という区別ができないときには、この人が話すコトバはこういうもの、この人が話すのはこういう話し方、という風に区別をつけて習得していくので、1人の人が2つの言語を話すと母国語がきちんと確立されない、という理由なのだそうです。

日本語をちゃんと話せるようになって欲しいので、英語教育はもう少し大きくなってから、です。




<歌えるようになった歌>
ムスメは歌が大好き。本当によく歌っています。このところのお気に入りは、「どんぐりころころ」の2番。2番を歌っているなと思ったら、1番は忘れて歌えなくなっていました(笑)




<おむつなし育児/トイレトレーニング>
ある日、突然、できるようになりました。
公園に行って、たくさん遊んだので、たくさんお水を飲んで、しかも一緒に遊んでいた仲良しのSちゃんがジュースを飲んでいたので、ムスメにも100%のジュースをお水でわってあげたら、すごい量のお水を飲みました。公園の帰りに車の中で「トイレ!」と言ったものの、Sちゃんが寝たばかりだったしパッドをしていたので「後でね」と相手にしなかったら、5分後くらいに大きな切羽詰まった声で「トレイ!トレイ!」というので、コンビニに寄ってトイレに行くと、漏らしていませんでした。それから、ムスメは自信がついたらしく、きっちりできるようになりました。

と、私も安心しきっていたら、お昼寝の後など寝ぼけているときは、漏らしまうことも時々。でも基本的にはお昼のトイレトレーニングは完了。今は補助便器を汚さないように上手にする練習をムスメ自らやりだしています。




<断乳その後>
おしゃぶりをやめさせたい、と思っていたのですが、これまたある日突然ムスメから「ちゅっちゅ(おしゃぶり)バイバイする」と宣言したので、これはもうこの機会しかない!と思って隠しました。1日がんばったので、グラニーが「ムーちゃんががんばったから、アンパンマンがきた」と言って、アンパンマンの小さなぬいぐるみを買ってきました。大喜びだったのですが、その日の夜は大泣きして「アンパンマン きらい〜〜〜〜〜 (アンパンマンいらないから、ちゅっちゅほしい)」となり、寝付くまで大変。それからしばらく夜寝るの大変で、お昼寝をしなくなりましたが、今では夜は全く問題なく寝ることができます。お昼寝は普通にはしないので、どうしてもお昼寝させたいときはドライブすると5分で寝ます。保育園ではしたりしなかったり。お昼寝しないと前は夕方くらいにグズグズなっていたのですが、それもあまりなくなったので、お昼寝は無理強いしていません。




<最近のムスメのお気に入り>
* ピンクのノート
* グラニーにもらったアンパンマンのカード
* キティちゃんの袋/エルモの袋


<最近のマミーのお気に入り>
* 保育園にムスメを迎えに行った時、必ずムスメが笑顔で走り寄ってきてくれること。


********************************
トイレが突然ちゃんとできるようになったのと、おしゃぶりをやめたのはこの1ヶ月の最初の頃のことで、この記録を書くまですっかり忘れていました。トイレにちゃんと行くのも、おしゃぶりをしなくてよくなったのも随分前のことのように思えます。それくらい、(私にとっても1ヶ月はあっと言う間だけど)ムスメの1ヶ月というのは内容が濃いのでしょうね。

あらためて振り返ると、この1ヶ月はものすごくいろんなことが成長した1ヶ月でした。「話せるコトバ」がもう今までの書き方ではついていけないので、ムスメの成長にあわせて、この「成長の記録」も少しずつ書式を変えるというか、私の観察の観点を変えていかなきゃなぁと思いました。

これからムスメに模範されても困らないようなオトナであるためにも、母も成長しなきゃ。


ブログのランキングに参加しています。ランクがあがるとやっぱり嬉しいものなので、1日1回それぞれのアイコンをよかったらクリックしていってくださいね♥ スマートフォンからのクリックもカウントされるようになりました。よかったらクリックしてくださいね。

 にほんブログ村 子育てブログ ハーフの子へ